丹波周辺の野山歩き


旧小野尻トンネルと峠の散策('06.1.18)

<富田の工房より偵察を兼て往復>

昼前に工房から県道を徒歩で小野尻峠に向かう。曇り空で時々小雨が舞う現トンネルに到着。
旧トンネルへは鹿よけネットで通行止め。ネットをくぐって進むとすぐに旧トンネルの前に出る。
向うに中町側の出口が小さく見える。トンネル内は水びたし。昨年の 明治の鐘が坂トンネル
   を思い出す。古い廃トンネルにはなぜか歴史とロマンを感じてしまいます。少し戻って北側の取
付きやすい法面を登って歩き安いところを選んで植林地の中を峠に向かう。歩きながら右手上
に道がありそうな気がし右に寄って行ったら、峠の近くで車の轍のあとが付いた林道に出た、轍
の跡は峠のすぐそばまで続いていた。

峠の道幅は広く石垣も残っているが北側からの崩壊があり。その下に当時の石造物が埋まって
いそうな雰囲気がありました。峠の北側斜面を少し登ると石組みの跡がありましたがこれは何で
しょうか。赤いテープもあちこち目に付きました。左の写真の赤線で囲んだところが右の写真
です「北和田」と読めました。帰路は林道を歩き、下にトンネル出口の県道を見ながら、左山に
廻りこんでトンネル手前の北側の谷に降りて反転して谷を下り旧道に合流する。車が怖いので
しばらく旧道を歩き、小野尻部落内の道へ入る。

往きは県道を歩いたので山に近すぎて行者山と三組尾がよく見えなかったが部落内からは
よく見えた。写真の左奥が三組尾で中間のコブの右の尖峰が行者山。3時過ぎに工房に帰る。

2月5日雪の朝の散歩で撮りました。中央の左とんがりピークが行者山(402m)。


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