丹波市山南町 行者山〜三組尾(ミクニオ)〜小野尻峠 ('06.2.2)
<富田部落より往復>
朝、日和見していたが、2日間の雨で地表の湿気が蒸発してスッキリしないが天気予報はマアマアで
尾根の踏跡をたどって登ると露岩が現れる(上左)。左側を巻いて登ると行者像のある広場に出た。
広場から見上げる行者様と前鬼さん(上左)。と行者様と後鬼さん(上右)。
拡大写真、左から斧を持った二本角の前鬼さん。高下駄を履いた役の行者様。水瓶を持った一角の後鬼さん。
行者山のすぐ下から三組尾(上左)。このコースは展望がきかない、樹間から周囲の山を覗うしかない。
三組尾頂上の三等三角点 539.7m(上左)。頂上には焚火の跡がありました。眺望が望めず郡界尾根
以前からの行きたがりの虫がさわぐので工房を出発(9:15)。先日近かくの人に行者山のことを聞く
と地元では5月頃に皆んなで登るらしくそのルートを教えてもらっていた(上左の写真 9:20)。この先
獣除けのゲートを過ぎ墓地の横を通り二又を右に、と聞いていてそれを見ながら通過して歩きやすい
道を行く。道は山腹を巻いて小沢に出る、小さな滑床のすぐ上に水流の少ない滝がある(上右の写真
10:20)。道はここまで。滝の右の岩場に沿って急斜面をブッシュをつかんで登ると踏跡のある尾根に
出た(10:30)。少し丹波の山の雰囲気が判ってきた、時々里の音も聞こえるが静かで清潔感がある。
(上右 11:05〜11:15)。黄枠が広場の石組で行者堂の礎石?。赤枠が岩を穿った中に前鬼の像。
5月になったら部落の人たちとまた登ってきてお祭りに参加しようと思ってます。
<昔大峰の奥駆道を歩いて途中から下山した所が前鬼という宿坊だったの思い出した。余談。>
三組尾へ尾根の踏跡をたどる、小さなコブを越え鞍部に着く(11:34)。最後の登りの尾根上に露岩が2ヵ所
ほどあり赤布をたより巻いて登る。登りは露岩が見えるが、下ってきたときは露岩の上に出て危険な目に
遭うおそれも感じた。急坂を登り傾斜が緩んできたら三組尾頂上三角点の切り開きに着く。(上右 12:15)
に向かう。途中のやせ尾根のところで樹木が細くなり北よりの展望が開ける。その少し先が郡界との
ジャンクション(上右 12:28〜12:42 昼食)。手前側が来た道、左が小野尻峠方面、右が牛坂峠方面。
昼食後、たまに霧雨も舞うし少し疲れたので牛坂峠は次回として、これも初体験の小野尻峠に向かう。
明瞭な踏み跡でほとんど下り一方、右手樹間下に妙見富士CCの冬枯れの芝が続く。明瞭だった踏跡
も峠に下りる最後のコブを越えたあたりから怪しくなり、ウラジロの下生えでますます不明瞭になる。
峠と対峙するピークを見てかなり小野尻側に寄っているので右に寄りながら道なき急斜面をズリ落ちる
ようにして、先日偵察散歩で歩いた峠より4〜50m小野尻側の植林道にでた(13:47)。峠を見に行く。
峠から旧道を歩いて富田部落に帰る(14:46)。
そして丹波に仮住いして5年、この地が益々好きになる山を教えて頂いた「たぬきさん」ありがとう。>