伯耆大山 花のユートピア小屋に登る<'09.8.5>

前日に中国地方の梅雨明けが報じられのを聞き、慌てて車に寝袋や道具を積み込んで15時に出発、中国道を走り18時に大山寺に到着。
雨とガスで山は見えません。携帯電話で地元の天気予報を聞いても悪そうで、慌てて来たのが間違いのようでした。車の屋根を打つ雨音を聞き
ながら、朝になったら帰ろうと考えていました。五時過ぎ目が覚めると雨音は止み東の方が明るい、夜2台だけだった駐車場に軽トラが来て
中年の女性登山者一人がさっさと大山の方に登って行ったので、それに元気づけられて行けるところまで行くことにして6時に出発する。


<駐車場から橋を渡る、大山もガスの中 am 6:00>        <滑りやすく歩きにくい大神山神社の参道 am 6:09>

大神山神社奥宮で登山の安全をお祈りしての裏手から山道を少し行くと元谷と下宝珠越との分岐に着く。いつも早朝の為に登山者の姿はなく
暗くさびしいブナ林の谷間の道を登ります。夜来の雨が葉についた雫でズボンが濡れます。途中の作業道を横切るところで第一回目の朝食休憩。
はるか遠くの明るく見える下宝珠越えの稜線を目指してブナの大木の根っ子が階段状になった急坂を登ると下宝珠越えです。昨年とほぼ同じペース。


<元谷(右)と下宝珠越(左)との分岐 am 6:25>            <下宝珠越。第2回目の朝食 am 7:05>


<左手に三鈷峰の西壁が見えてくる am 7:34>               <大山の北壁の稜線もガスがかかる am 8:25>


<三鈷峰とユートピア小屋を結ぶ稜線に着く am 8:58>         <少し盛りを過ぎた感じのクガイソウのお花畑>

ユートピア小屋までのお花畑で写真を撮りながら登る。足の速い登山者も登ってきました。ガスも取れたり懸かったりしています。


<シモツケソウのお花畑>                      <盛りを過ぎても元気なオオバギボウシ>


<ユートピア小屋の下のお花畑 am 9:10>               <小屋の上手の岩場に咲くダイセンオトギリ>


<ユートピア小屋の上方のお花畑>                  <シモツケソウとコオニユリ>


<下山前に大山から縦走してきたグループに撮ってもらう am 9:50>   <ユートピア小屋の下から三鈷峰(1516m)>


<クガイソウのアップ>                       <砂すべりの始点 am 10:31>


<砂すべりの途中から下を見る>        <梅雨で少し荒れた河原を下り、朝横切った作業道からブナ林 am 11:31>

12時に駐車場近くの売店で缶ビールで一服して、下山野営場に行き、シャワーで汗を流し着替えをして食事もしてから帰路につく、
国道9号線を日本海を見ながらゆっくりと走り工房に帰りました。長引いた梅雨のために2週間ほど遅れた山歩きが無事に終わりました。


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