F1スーパーバトル

実機について 1993年、ジャレコから登場したレースゲーム。
ジャレコから登場した疑似3Dレースゲーム。
当時、日本国内で一大ブームとなっていたモータースポーツの頂点「フォーミュラ1(F1)」をテーマとしている。
Formula One Constructors Association(FOCA・F1製造者協会)公認であり、ゲーム中のマシンは実車をモデルとしている。
筐体は1台に2人分のモニター・入力デバイス・座席がセットされており、同機種を4台連結して最大8人対戦も可能。
他社の標準的なレースゲームと同様に、筐体には振動機能付きステアリングホイールとシフトレバー、
足元にはアクセルペダルとブレーキペダルがある。
更にレース中はピットクルーから無線交信が流れるなど、ゲームに没入感を与える演出が多くみられる。
筐体には現在の順位を表示する8セグメント式電光掲示板があり、見学者も一緒にレース展開を楽しめる。
マシンは激しい接触でも破壊される事が無く、一次的に急減速するだけですぐにレースに復帰出来る。

コースは3種類から選択する。
背景には実在の自動車メーカーや様々な企業の看板が設置されている。

  • BELGIUM…ベルギーに実在するサーキット、スパ・フランコルシャンがモチーフ。
  • FRANCE…フランス・パリ市街地を巡る架空のコース。
  • U.S.A.…アメリカ・ニューヨーク(と思しき)夜の摩天楼を駆け抜ける架空の市街地コース。
天候の概念も取り入れられており、レース中に路面状況がドライからウェットにランダムに変化する。
特に路面がウェットになるとタイヤのグリップ力が悪くなるなど、レース展開に影響を与える。
3コース共、上位入賞を目指してサーキットを4周する。
各コース途中にあるチェックポイントを通過すると制限時間が追加される。
制限時間を失うとその場でゲームオーバーとなる。
ステージクリアの概念も無く、上位でゴールインすると簡単なエンディングが流れてゲームは終了する。

【関連項目】


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