ダンスダンスレボリューションX(試作筐体)

実機について 2008年9月登場。
「ダンスダンスレボリューション」が、2008年に10周年を迎えるに当たって、初めて筐体がフルモデルチェンジされた。
業務用・家庭用共、全世界での展開がなされ、名称も「DanceDanceRevolution X」に統一された。
ワイドモニターを採用した筐体の両側に、イルミネーションユニットが付属しており、BGMに応じて色や点滅が変わる。
日本では「ダンスダンスレボリューション EXTREME」を最後に途絶えていた、家庭用とのリンク機能は
「BEMANI」シリーズ初の、USBメモリを使用することによって実現した。
「e-AMUSEMENT」対応。体重を登録して消費カロリーを記録することが出来る。

ゲーム内容は、基本的に前作「SuperNOVA2」を継承。
新ギミック「ショックアロー」が登場。電撃を纏った矢印が4列並んで登場する(ダブルは8列)。
これに踏むとグルーヴゲージが減り、コンボも切れてしまう。

同じ年の12月に全国稼動した通常版筐体とは細部に変更点がある。
(右の画像を参照)

代表曲…「Flight of the Phoenix」-Jena Rose-

模型について 2008年7月末に大阪で行われたロケテストで描いた、筐体のスケッチと(撮影禁止だったため。)、
アーケード情報誌「アルカディア」でのロケテスト記事を元にして、10月頃にはすでに完成していました。

これまで製作した、ビーマニシリーズミニチュアのノウハウ全てを注ぐつもりで製作しました。
これまでの「DDR」シリーズ同様、マーキー部分・モニター部分・スピーカー部分を、それぞれ別個に作って接合。
本体部分の製作の難易度は高くないんですが、筐体両脇のイルミネーションユニットの表現に悩みました。
結局、ベース部分はスチレンボード。長細いイルミネーションはプラ板の細切り。
正直、ココが一番時間の掛かった部分です。
フットパネル部分はジオラマ(別項参照)での展示を考慮して、本体とは接着していません。

ところでモニター下に付いている黒くて丸い物体、ロケテスト筐体に付いていたので、
用途不明なままミニチュアでも表現してみたんですが、日本国内版を見てみると付いてませんでした。
結局これ、一体何だったんだろう…

※12月11日追加。 この丸いパーツに関して、DDRXロケテスト筐体さんが掲示板に情報を提供してくれました。
詳しくは掲示板へどうぞ!!
DDRXロケテスト筐体さん、ありがとうございました!!


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