jubeatDACを手に入れた!&ミニ製作講座


コナミより販売されていたプライズ景品「デスクトップアーケードコレクション」。
(http://www.konami.jp/products/prize_dac_vol1/index.html)
(以下、DACと略)

1/12のフィギュアで遊ぶ方々からも大好評のシリーズですが、ついに大本命とも言える「jubeat」のDACが2013年7月末に流通しました!!
ギターフリークス(赤筐体)』『ドラムマニア(赤筐体)』の流通以来、突然発売予定から消えてしまい、待ち望んでいたファン達をヒヤヒヤさせていましたが、
無事に全国のゲームセンターのプライズ機に登場しつつあります。もう手に入れられた方々も居るかな?
相変わらずプライズ系が超苦手な作者も、いつもの様に某通販サイトで速攻で6個も予約しましたよ(笑)
しかも、今回はシリーズ初の発光ギミックを再現!!

てなワケで、自宅に届いたミニチュアを組み立ててみました♪
以下、製品のレビューを兼ねて簡潔に組み立て方のコツなども解説しています。

一般のプラモデルと違って基本的に接着剤や工具も一切不要で、指示通りに幾つかの部品を取り付けるだけ。
付属のステッカーやPOPも切れ込みが入っているため、台紙から剥がして飾り付けるだけで完成します。
ステッカー類は非常に小さい物や細長い物も多いため、貼る時に自分の指で直接触ると粘着力が落ちたり、
台紙から剥がした時に紛失する恐れがあるためオススメ出来ません。
出来ればピンセットを用意するのが望ましいですが、無ければ爪楊枝や竹串でも代用できます。

今回は『knit』『copious』『saucer』の3種類のバージョンが用意されています。
箱のラベルに付いている印で判別可能。
因みに今回から「DAC」担当の会社が変わったようです。

(7月29日追記)
商品が全国に流通後、手に入れた方々のツイッターを掘り下げてみたら、
モニターのパネルが入ってなかったり、箱のラベルと違う看板部品が入っている等の欠品があるようです。
作者は6個購入して3個開けてみましたが特に問題はありませんでした。
気になる方は担当会社さんへ問い合わせしてみましょう。
これは開封しないと確認出来ないだけに、オークション等でトラブルの元になりそうですねぇ。
くれぐれも取引は自己責任で…

中身。
半完成品だった今までと違い、ほぼバラバラな状態。
さらにシリーズ初の別添えの説明書が付いてます。
まぁ、カチャカチャと箱組みするだけなんですが、模型製作を経験してない人は少し戸惑うかも…
台座に付いているのが発光ユニット。くれぐれも壊さないように…

残念ながら、前回付いていたアーティストカードはありません。

今回の厄介な箇所その1。
黒くて見辛いですが、中央に立っているパーツは、両サイドパネルと正面のパネルを接続するためのパーツです。
サイドパネル裏の凸に嵌め込むんですが、これが半端無く固い…
無理して折ってしまうと接着剤の出番になってしまうので、接続パーツの差し込み穴を丸ヤスリで僅かに広げました。
説明書の通り、パーツの向きが紛らわしいので注意。正面パネルを接続する四角い凹みを目印にしましょう。
今回の厄介な箇所その2。
上記の接続パーツを介して、両サイドパネルと正面のパネル組んでいきますが、
正面パネルの凸部が厚いらしく、サイドパネル側の凹部とスムーズに繋がりません…
無理して割れると悲しいので、無難に正面パネルの両側凸部をヤスリで薄くして嵌めました。
(画像で示した箇所)

別にもう1個作ったんですが、そちらは割りとすんなり嵌められたので、
製造ロットによっては部品の精度に差があるのかも。

筐体下部のスピーカー。一旦枠を外して別添えの透明パネルをスピーカー部に乗せて
元通りに枠を嵌めます。透明パネルの上下を間違えないように。
粗方組み上がったところで、いよいよ楽しいステッカー貼り♪
筐体サイドのステッカーは台座を付けると貼り辛いので、このような状態で作業するのがオススメ。
台座を付けて安定させてから、筐体後部のステッカーを貼っていきます。
但し、今回のステッカーはちょっと切れ込みが浅くて剥がしにくいので、千切らない様に注意!!
メインパネルの取り付け。 ココの噛合わせは僅かに緩めになっていて、上部スピーカーブロックを引っこ抜くだけで簡単に外せます。
モニターパネルを所定の場所に乗せてメインパネルを被せるだけ。
分かり辛いステッカーの位置をちょっと補足。説明書の4のステッカーの位置はココです。
看板の台座を一旦外さないと付けられません。
(画像で示した箇所)
さて、筐体組み立てが終わった後も意外な厄介な箇所が…筐体上部の看板です。
3種類とも形が違うんですが、中でも「saucer」は複雑な構造をしてまして、
割りと本格的なペーパークラフトになってます。
因みに「copious」は看板本体に暖簾のようなパーツを取り付けるだけで、「knit」に至っては普通に看板を貼るだけです(笑)
「saucer」看板製作で個人的な難所。
中央に見えるX字型のパーツは、看板本体と「saucer」と描かれた部品を繋ぐパーツなんですが、
非常に小さく、さらに切れ込みが浅いので互いを差し込む際に千切れる危険が…
作者も危うくこのパーツを潰しそうになりました。

もしも潰してしまった場合、看板の余った厚紙から複製する手もありますが、
多少のリアル差に目をつぶるんなら、Z型に折った厚紙の小片でも代用出来ます。

そんなこんなで「saucer」看板完成…
正直、筐体組むよりしんどい部分でした。厚紙がホントに厚くて折り辛い…
あらかじめ貼られている両面テープも粘着力が弱めなので、気になる方は市販の両面テープを用意しましょう。
あらかじめ看板に付いている両面テープの台紙を剥がし、看板の台座に取り付けましょう。
取り付けは上部ブロックを外して行った方がやり易いです。
ついに完成!!
今回の目玉の発光ギミックもイイ感じですが、グリーンのLEDなので「saucer」だと違和感が…
完成見本のようなブルー発光の方が、汎用性が高くて期待してたんですけどねぇ。
製造ロットによって違うのかと「knit」バージョンも開けてみましたが、同じグリーンの発光でした。

以上、かなりザックリな解説でしたが参考になれば幸いです。
今回は小さいながらも模型制作未経験者にはやや厳しく、経験者には組み応えのある逸品と思います。
プライズ機で苦労して手に入れたら、ぜひ頑張って組み上げてみてくださいね♪
それにしても相変わらず素晴らしい製品です。これは次回作も期待せねば!!


-おまけ-jubeatDACの発光をお手軽改造(?)で強くしてみよう!!

やっとこさ完成させた「saucer」筐体…
でも、イメージしてたより発光がやや暗い気がしました。
いつもの様にモデラーの血が騒ぎ出し、ちょっとばかり改造してみました。
組み上がったミニチュアをバラし、サイドパネルや正面パネル・背面・上部スピーカー等の裏側に、
家庭用アルミ箔を両面テープで隙間無く貼り付けるだけです。
完成!
上にあるノーマル状態の完成品と見比べても、劇的では無いですが発光が強くなっているのがお判りでしょうか?
腕に自信のある方はぜひチャレンジを…

毎度の事ながら、このシリーズは基本的に非売品なので改造される際は自己責任でお願いします。
(^^;ゞ


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