ワールドPKサッカー

実機について 1994年、ジャレコから登場。
サッカーのPK戦をテーマとした体感筐体ゲームである。
モニターを装備した筐体と、その右側にはコイン投入口と画面に表示されるカーソルを操作するボタンと、
入力デバイス「キックバッグ」が配置された筐体で構成される。

タイトル通り、ゴールキーパーとのPK戦のみでゲームが進行する。
ゲームスタート前に世界12ヶ国のチームの中から自分のチームを選択する。
ライバルチームのゴールキーパーは、セーブ力・反射神経・ジャンプ力などの能力差がある。
モニターに表示されているゴールキーパーの動きを見極めながら、ボールを蹴る位置をカーソルボタンで決定し、
前方にせり出したキックバッグを実際に自分の足で蹴る。
シュート直前に設定したボールを蹴る位置と蹴ったタイミング・強さに合わせて、相手ゴールに向かってボールが飛んでいく。
相手のゴールキーパーがボールを止められず、そのままボールがゴールに入ると1点入る。
シュートの瞬間にスピード・蹴り位置・風向き等の条件が揃うと、ボールが炎に包まれたり、軌道が急激に変換したり、
ボールが分裂しながらゴールに飛んでいくなど、6種類のスーパーシュートを放つ事が出来る。
1人プレイはトーナメント制になっており、3本のシュートを蹴って相手に勝利すると次のステージに進む。
2人対戦では3本のシュートを蹴り合い、得点が多い方が勝利となる。

1996年には続編となる「ワールドPKサッカーV2」が登場した。
前作から継承された「スタンダードモード」は、ゴールキーパーに実写取り込み画像が採用されリアルさが増した。
更に近未来のサッカー場でロボットキーパーが登場する「ミラクルモード」が追加。
スーパーシュートも9種類に増加して演出も派手になっている。


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