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関西青年経営者会議は自動車補修部品をを専門とする阪神地域の経営、研鑽の切磋琢磨の会です。

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大阪都

初代会長 山田 良一 城北自動車部品(株)PRESIDENT

1988青経会誕生

 総論−昭和63年は 同62年に引き続き、国内新車市場が二年連続の好調に推移した結果、補修部品や用品等の流通業界も売り上げ実績を大きく伸ばすことができた。これは、内需拡大による国内景気の回復によるもので、このような情勢の中、青経会は、発足初年度にもかかわらず、当初の事業計画に従い、様々な活動を積極的に推進し、成果をあげる事ができた。

設立総会
 2月11日(木)(昭和63年)建国記念日午前10:45分 重慶飯店 20数名
 大川全部連会長、中原大阪部品商組合理事長 来賓
会長(一年目)  山田 良一 城北自動車用品(株)
副会長  藤田 善弘 (株)藤田商会 武田 圭二 ダイヤ自動車(株)
幹事  岡島 克行 八栄自動車工業(株) 中松 俊高 (株)永大部品
     前田 成一 前田部品工業(株) 戸田 治男 近畿自動車部品(株)
会計監事  野々村 栄市 (株)野々村商会

昭和63年事業報告

4月2日(土)18時 福島コミュニティセンター3F  第一回定例会 出席者17名
  山田、藤田、武田、岡島、中松、前田、戸田、野々村
  会員 石田、駒井、吉村、井上、橋本、森下 記者3名 (倉田、延岡、竹田)
5月  パーツマン講習会 30数名 福島C/C
    翼システム大阪営業所所長 尾上氏講師
6月  グループディスカッション 10数名 福島C/C 純正対策優良対策
7月  第一回講演会  30数名 福島C/C 業界四方山話
     トヨタ部品大阪共販社長 内藤俊夫社長
8月  講習会 消費税について 20数名
    トヨタ部品大阪共販福島営業所3F講師 三木 康彦氏
9月  JAPA懇談会 22社23名JAPA14名 福島C/C
    優良部品の取扱量を拡大するためには優良部品の現状と将来展望について
10月  弁護士講習会 20数名 福島C/C
     部品商に必要な法律知識 関西法律特許事務所 浦田先生
11月  見学会 40名 トヨタ自動車元町工場見学 組み立てライン見学
12月  本年度行事の反省と来年度行事の計画について(ナカジマビル)忘年会 19名

1989年 活動報告

会長(二年目)  山田 良一 城北自動車用品(株)
副会長  藤田 善弘 (株)藤田商会 武田 圭二 ダイヤ自動車(株)
幹事  岡島 克行 八栄自動車工業(株) 中松 俊高 (株)永大部品
     前田 成一 前田部品工業(株) 戸田 治男 近畿自動車部品(株)
会計監事  野々村 栄市 (株)野々村商会

 平成元年1〜12月における業界の景気状況見通しは、結論から言えば、好調に推移するのではないかと見込まれている。部品、用品の需要は5200万台以上の自動車保有台数に支えられているわけであり、台当たり補修部品の需要は減少しているものの、全体としての部品、用品の総需要はかなりの水準に達するのではないかと予想され、しかも、ここ数年、保有台数の伸びは年率5%増を築いているだけに、部品、用品等の期待感も大きい。ただし、年後半の景気動向は極めて不透明であり、楽観は禁物であろう。

 業界は、今や大きな変革期に直面している。それは、ますます多様化するユーザーニーズと、車種形式のワイド化で、カーメーカーの中には限定車を次々市場に送り出す動きも強い。カーメーカーの11社の部品総管理点数は、実に550万点にも達し、これは、10年前の二倍以上となっている。また、一方では、部品のエレクトロニクス化、新素材の採用と目まぐるしく変化しており、部品商にとっては大きな問題である。そういう見地では、純正、優良とバランスのとれた、販売活動が必要となってくるように思われる。

 特に今年最大の業界の課題は、本年4月から実施される消費税対策だと考えられる。通産省では消費税導入が景気に与える影響はほとんどないと見ているが、懸念されることは、販売先からしっかり消費税を取ることであり、これがスムーズに運ばないと、部品商は利益率から判断して、大変な苦境に追い込まれる事になる。部品流通業界全体の問題として、スクラムを組み、消費税と真剣に取り組まねばならないだろう。

 昭和63年は1月7日を最後に翌8日から平成元年となった。
年明け早々からせわしい動きを示したのは、消費税に関する説明会であり、4月1日から実施の同税は外税方式で円滑に進行、同税徴収も極めてスムーズに進んだ。
 日本経済も内需中心に好調を持続、国内新車販売(登録車)も前年比11.9%増の556万台を計上、補修部品、用品等の需要も前年比5-10%増を築いて順調に推移した。
 青経会は発足2年目を迎え、事業活動も活発に展開された。

平成元年事業報告
1月  年次総会 21社22名 、来賓2名、他4名、計28名 福島C/C
     大川全部連会長、下倉大阪部品商組合副会長、 消費税はじめ業界の課題
2月  大阪GP会との懇談 19社20名他2名 GP会10名 福島C/C
     消費税対策に関する概要説明 部品商の位置づけと今後の対応
     純正部品ユーザーへの具体的なPRについて
3月  税理士講演会 三木康彦先生 20社20名他2名 福島C/C 部品商に対する消費税の実務
4月  フリートーキング 15社15名他2名 福島C/C 労働時間の短縮と、週休二日制について
5月  技術講習会 新生製作所 竹内次長 SPK福井、浦野氏 16社20名他2名 福島C/C
     オートマチック.トランスミッションの整備について
6月  勉強会 部品商の組織化と全部連の組織、機能について 全部連業務課長 山口氏
     大阪部品商組合から正副理事長、役員ら五名参加 15社16名他3名 福島C/C
7月  弁護士講習会 21社22名他3名 福島C/C 不公正の取り引き方法について
     労働基準法の改正等 販売店の部品取り引き契約書について
8月  JAPA(優良部品会)との懇談会 19社21名他3名JAPA21名 福島C/C
    地方部品商に都市型部品商が良いと思われる事例 近未来予想される部品需要の変化の現れ方
    上記の変化に対する部品商の将来方向とJAPAとの協力体制
10月  討論会 19社21名他2名 福島C/C
     純正ディーラーとの取り引き条件問題、返品問題 純正部品価格、問題について
11月  工場見学 9社12名他19名大同5名 ダイキン製作所 本社工場見学 計36名の見学会
12月  忘年会 北区第一ビル 北京 27名


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