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関西青年経営者会議は自動車補修部品をを専門とする阪神地域の経営、研鑽の切磋琢磨の会です。

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大阪都

SEMA/AI SHOW ‘97 LAS VEGAS CONVENTION CENTER
6. 11. 1997
池本 裕行

まず最初に感じたことは、会場が以上に広い事だ。この広い会場の中に自動車の
用品、部品がぎっしりつまっていると思うとわくわくしてたまりませんでした。会場に
入ると大小様々なブースが800以上有ったように思う。少し早足で見て回ると、
目新らしいものが次々に出てくるではないか。その中には日本からもタイヤメーカーをはじめ、HKS、トラスト、フジツボなどスポーツパーツメーカーなど出展、そのほかにも足回り関係ではタナベ、アルミホイル関係ではエンケイなどの企業も出品しており、日本のカー用品も世界にアピールできた様に思う。

さて、それではSEMA SHOW の本題に入って行きましょう。  私が一番感じた事は、『ひかりもの』が非常に多い事です。ホイル関しては90%以上がメッキ、もしくはゴールドメッキで、しかもワイヤーホイルが主流。それであって素材がスチール製というアメリカンタイプが大半でメーカーとしてはアメリカンレーシング、マクリーン、クレーガーなど。その他にヨーロピアンタイプのアルミホイルでBBS ,アンティーラ、OZ レーシングなどその他にも今日本で流行のコンセプトニーバ、ボイド、etcとホイルメーカーだけでも30〜50社ほども出展しており、全世界でカー用品業界が動き始めたことが、あらためて実感しました。

二番目に、ウッドパネルの種類の多さにもビックリしました。マホガニー調、ローズウッド、ダークウッドその他いろいろなウッドパネルがあり、すべてが自己主張のための用品グッズでいかにして自分なりに車を作り上げるかと言う楽しみえを持った商品が大半でした。その中でも一番関心を持ったのがプラスチックでもステンレスでもメッキ加工がしてあれば、溶剤を塗って電気を通す事によりゴールドメッキになると言う商材でした。今や日本でもワゴンブームに乗ってメッキのホイル、メッキのグリル、メッキのミラー等とアメリカを意識するかの様に『ひかりもの』ブーム起こっているのは間違い有りません。

だからこそ今この商材が日本に輸入できれば、第二のアメリカンブームを巻き起こすことが出来そうな気がします。今後この商材に目を向けて日本のなかに《リトルアメリカ》を作りたいと思います。 最後に、車社会のアメリカがアジアに目を向け日本を意識していることは紛れもない事実だと思う。今回 SEMA SHOW 視察は、非常に有意義であった。出来れば来年も青経会で業態視察ツアーを組んでいただきたいと思います。そしてこの会で共同輸入が実現出来る日を楽しみにしています。

ロス到着













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