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亀さん はじめまして こちらで千秋楽ご報告させてくださいね。 それから、南海電鉄情報等載せてくださって、ありがとうございます。大助かりです。
昨日は千秋楽&総見だったから、真央さんファンが大勢駆けつけているはずなので 私の拙いレポに足りない箇所とか間違いなどあれば(いっぱいあると思われますが) ご指摘いただければ幸いです。 それでは、始めます!
劇場に足を踏み入れるとそこは海のイメージ。幕がそんな感じでキラキラ光ってます。 そして、可愛らしい音で開演を知らせてくれます。
客席が一段と暗くなる中スーッと前を通って行った人がいたので 「あら、今から始まるのにどこに行くのかしら?」なんて思ってたら、それはネコちゃんでした。 私の席はセンター後方ブロックだったのですが前方ブロックとの間の通路を 役者さんが通っていかれてたのです。 二幕目が始まる直前、麻世さんも通っていかれました。
「音楽が恋の糧であるなら〜私の涙」この曲の歌い出しの部分が特に大好きです。 オーシーノ公爵である鈴木さんの歌声には、うっとりと聞き惚れてしまいます。
イリリアに流れ着いたヴァイオラが変装して公爵に仕えることに決める場面でのアドリブは 「ピカピカに磨かれた・・シャチホコにだって登れるわ」
オーシーノ公爵がシザーリオの美しい容貌をいろいろなものに例える場面では オ:「・・・ルビーの様な唇」 唇を突き出してチュパチュパするシザーリオ。 オ:「乙女の様な声」 「ハッハーー」今度はすっ頓狂な甲高い声を出してました。
恋の使者を命じられたシザーリオとオーシーノ公爵が手を上へ上へと 素早く重ねていくところでの今回のアドリブは オ:「ムキになった顔もカッコイイな」(客席から拍手!)「もう一度乙女の声を聞かせてくれ」 シ:「またですか?」と言いながらも甲高い声で「ホッハァーーー」 オ:「素晴らしい!」
池に向かうシザーリオ。面倒くさそ〜に(はいはいはい)といった感じで手を叩いて池の鯉を集めてから、 これまた面倒くさそうにエサを投げるシザーリオ。この様子がなんだか可笑しくて客席から笑いがおきます。
そして特別なカエルさんの為にポン!ポン!と無造作にエサを投げるとさらに笑いが大きくなりました。 それから、左手をクイッと(立って!)って感じで上げた後、テンション低めの声で「スタンダップ!」
それで池の前方に目を向けるとそこには頭にカエルのかぶり物をした塩田さんが!みどりが映えます。 指輪を持って追いかけてきたマルヴォーリオが「あれはカエルに見えますが カエルのお面を被ったすっぽんです」 シ:「無理がありますよ」
「男ぶりに〜」(この時の声といい表情といい・・なんて素敵なのっ!) 「惑わさ〜れて〜」(オリヴィアだけじゃなく、観客も惑わされてます。) 「あれーーー!!」が「ありゃ!こりゃ!そりゃ!」になってました。 (初日は「あれーー!!」でした。)
ここがこうなったせいで、セバスチャンがオリヴィアにシザーリオと間違えられて迫られるシーンでも 「ありゃ!こりゃ!そりゃ!」ってセバスチャンも言ってました。 (勿論、初日はセバスチャンも「あれーー!!」でした。双子だからリアクションも一緒なのね。)
塩田さんがおもむろに顔をこちらに向けたので「ん?」と思って見ていたら 銀橋に向かって・・おっ、泳いでる?あの手の動きはクロール?! と、すかさずマルヴォーリオが 「こら、どこへ行く? すっぽん! お前のそんな短い足であがれる訳がないだろう! お前はここで一生棒に振ってろ!」(上手い!ってことで拍手と笑いが起きました。)
二幕目、客席から登場した道化が途中で立ち止まり「みなさま十二夜千秋楽へようこそ!」
恋に落ちたオリヴィアにサボテンの所で追いかけられる場面では、 あれ?シザーリオ笑いをこらえてる? 下手にはけるまでずっと笑いをこらえてる様にみえたけど、なんでだったんだろう? (下手にはけるのもちょっと速かったような・・気のせい?) この時My双眼鏡でシザーリオを観てたから、オリヴィアがどうだったかわからないのよね。 オリヴィアの動きがよっぽどおもしろかったのかな?
お次はマルヴォーリオの独壇場となった場面について あっ、その前にマルヴォーリオ ネタで ネコを追っ払う時にネコのあんかけスパゲッティにしてやるぞ! とかネコの赤だしにしてやるぞ!とか言ってましたけど岸和田ではどうなるのかな〜
それでは例の場面を・・お譲さまに想いを寄せられていると舞い上がっているマルヴォーリオが 黄色いタイツにバッテン靴下止めの強烈なコスチュームの上に羽織っていた黒いマントを 「こんなものはいい!」と脱ぎ捨て サー・トービーの両方の靴を脱がせて「オケピ池」に靴を放りこんだ後、 サー・トービーの上に馬乗りになりほっぺにチュッチュッ とキスを浴びせ、そして、悪魔の一言を・・ 「口にしてやろうか?」 で、可愛そうなトービーはマルヴォーリオに唇を奪われてしまいました。(私の席からはそう見えました。)
大暴れしたマルヴォーリオが立ち去った後 下手側で笑いが起こったので、なにかな?と思って見たら片方の靴が池からあがっていました。 それでサー・トービーが拾いに行ってその靴を履いて、もう片方を銀橋の方へ取りにいったところ 全く反対側の舞台の上に靴を投げられる可愛そうなトービー・・
もうトービーはヘトヘトな様子で妙な間が流れたのですが 「続けさせていただきます」と脱力感一杯の声で言ってからお芝居に戻っていきました。(客席は笑いっぱなし)
サー・アンドルーとシザーリオの決闘シーンでのシザーリオが見事な立ち回りを見せる場面では キャー!と黄色い歓声があがってました。 オリヴィアとシザーリオのやりとりの時も思ったんだけど、こんな真央さんを観られる機会って そうはないのよね〜・・はぁ・・(ため息) ・・もうね。ず〜と観ていたい。
終演後、「DVD出ないかしら?」なんて声も聞こえてきました。 考えることは同じね。でも撮影は入ってないですよね。宝塚なら出るのにね〜(ToT) (因に、宝塚時代の真央さんは観た事がありませんが、倒れそうなほど格好良かったことでしょう。)
銀橋でお父さんのことを語っているヴァイオラ(扮装はシザーリオ)の瞳がどんどん潤んでいくのを 見つめていると、あんなすぐ近くにお客さんがいらっしゃる状態で作品世界を創りあげて 観ている私達をその世界に連れていってしまうんだから改めて凄いなあって思いました。
最後はスタンディングオベーション! 繰り返されるカーテンコールに真央さんと出演者のみなさんが仲良く一緒に何度も出て来てくださいました。
何度目かのカーテンコールの後,真央さんがおひとりで登場。 客席のワーッっていう喝采を浴びた後、両手を(みんな来てー)って感じで上にバッと挙げると 上手と下手からみんなが一斉に出て来て舞台上でまたまた整列。
みんなが舞台の上で並ぶと衣装がカラフルだから絵本から登場人物が飛び出して来たみたいで 見ててとっても楽しい気持ちになるの♪ それで、みんなで一斉にお辞儀したり手を振ったり温かい雰囲気で幕は下りました。 本当に愛すべき作品のハッピーな千秋楽でしたo(^-^)o
長文になってしまいました m(_ _)m ここまで読んで下さってありがとう。 |