Wishing for KOBE's happiness
1997年 TOBY Awards'98ノミネート作品
幼い頃、よく母が住んでいた神戸の街のことを素敵な思い出とともに語ってくれました。
私自身がまだその街に行ったことのない時からいつしか神戸に憧れはじめ、母とともに
思い出をたどりながら歩く今も大好きな、特別な思い出のある大切な街です。
その街が阪神淡路大震災で被害を受け、私もたいへん心痛み、悲しみに暮れました。
傷ついた神戸の街の復興と、そこに住む人々がそれぞれの幸せを、もとどおりの生活を
1日でも早くに取り戻せることを願い、また港町神戸より多くの人が希望をもち未来へ羽
ばたいてほしいという気持ちをこめて作品を作りました。
英国の有名なコレクターさんに
「VERY CLASSIC !!」
と褒めていただきました。
NANCY
私らしいと褒めていただける代表作品の1つで
ファンのみなさんにたいへん人気のあるベアです。
1
999年に、大阪・うめだ阪急本店で開催 した初個展『SMILE』を記念して
誕生した思い出深い作品でもあります。
このベアのためにデザイン、手づくりした、真っ赤なドレスに真っ白なエプロン。
手には、麦わら帽子を。 足にはベアのついた赤いシューズをはいています。
もちろん、シューズも手づくりです。
この作品から、シューズをはいたベアが人気となりました。
ココアちゃん
1996年に、手づくり教室の教材として誕生。
常に教室の片隅で、みんなを見守りつづけている
やさしい表情のベアです。
写真では、特別にクリスマスの飾りを身につけています。
今でも、お教室ではこの作品を作ります。
翼のついたベア
背中には白い翼、耳には星、おなかにはポケットが
ついています。 星のついた耳に願い事をささやくと
それが叶い、悲しい事やつらい事を話すとおなかの
ポケットにしまってくれる。
「いつもいっしょだよ! ともに未来へ羽ばたこう!」
と勇気づけてくれます。
何人かの生徒さんといっしょに
旅行も経験してます。
Dear Ellie
1997年『British Bear Artist Awards '97 -Artist of The Year』
受賞を記念して誕生した大切な作品。
東一恵莉子の代表作品の一つです。
初期の代表作品です。
帽子もドレスもすべて手づくりです。
この作品から、豪華なドレスベアが人気となりました。
受賞作品
神戸パンダJr.
2001年、神戸市立王子動物園 にパンダがやってきたことを記念して
誕生した作品。 子供のパンダちゃん。
神戸パンダを通じて、一人でも多くの人に神戸の街を訪れてもらいたいと
「神戸の街をパンダと遊ぼう!」というタイトルで、各地で講習会を開催。
親パンダとともに、兵庫県立美術館原田の森ギャラリーに展示していただきました。
春の笑みのどかな風に誘われて
1998年 阪神淡路大震災で傷つた人々の幸福と 神戸の街の復興を祈り
誕生した作品。
永遠の愛と平和であふれた神戸の森を表現したもの。 その神戸の森は、
どんなに長い厳しい冬でも、やがて春には土にうもれた小さな生命が芽吹き、
花を咲かせるように、深い悲しみを乗りこえ、夢や希望そして、それを叶える
勇気にみちている。
ベアの手もとにあるのは、紫陽花の新芽です。
ロマンティックな作風でも
力強いメッセージを発信できるような
そんなベアを作りたいと思っています
。
BILLY
2006年に誕生したヌードベア。
「瞳14号 テディベアの群像」に取りあげられました。
大きさ約48cmの大きなベアです。
ずっしりと重いです。
作風として、ドレスベアのイメージが強いかもしれませんが、
こんな感じのヌードベアもたくさんおります。
好きです。
衣装や装飾の有無、作品の大小にかかわらず、
また、他のたくさんのベア
の中にいてもすぐに見つけてもらえるような、
常に私らしいベアを作りつづけ
ていきたいです。