梅ケ市〜堂ケ森(1689m)〜二ノ森(1929.2m)〜石鎚山(弥山)(1974m)〜土小屋(1500m) <'08.10.12>
今回は昔の山仲間の集まりで現地参加を含め総勢18名の懇親会と記念登山の行事に参加させてもらいました。
前日の11日に愛媛県の国道494号線沿いの面河ダム湖畔の民宿「どうがもり」宿泊です。ここから明日に登る堂ケ森が見えます
民宿は面河村立笠方小学校廃校跡で教室を利用したところで、修学旅行でまくら投げなどした雰囲気が思い出しました。
10月12日 朝食ご3グループに分かれて民宿を出発。縦走グループ6名と堂ヶ森往復3名が梅ヶ市の登山口で降ろしてもらう。
ここでハプニング、駐車場が閉鎖されて駐車できない。我々の車は土小屋に回るので良いが、狭い林道は他の登山者の車で
渋滞で混乱して出発が予定より遅れて9時になる。
始めは植林の沢沿いを歩き、山腹のジグザグの急坂を登り尾根に出て傾斜が緩むが、ブナ林に入り傾斜が急になり苦しい登りが続く。
両側から覆いかぶさる笹を分けて進むが、頂上に反射板のある頂上はなかなか近づいてはくれませんが雄大な景色に力をもらって登る。
頂上は縦走路から外れているが折角来たので、みんなで頂上に向かう。ここで現地参加の3名は下山するので再会を約して握手でお別れする。
歩き始めて3時間が過ぎて堂ケ森のきつい登りで頑張ったあと二ノ森への降りを調子に乗って普段のペースを越えたのが膝上の筋肉に
ダメージ受けて先ゆき不安になる。休憩のときに仲間から漢方薬をもらって飲む。ここまで来たら引き返せない。ゆっくりでも前に進む。
痛みをこらえて、二ノ森頂上に着き、民宿で作ってもらった弁当で昼食をとる。ゴールの土小屋も見えるが先は長い、いけるのか心配。
二ノ森頂上から下ってほとんどアップダウンの無い道だが笹が踏跡を覆って段差や岩が見えずに落ち込んだり躓いたりして疲れた足には辛いものでした。
西ノ冠岳の紅葉も岩と笹のコントラストが素晴らしい景観で身体に疲労がたまってきているが時間に押されて前に進みます。
このあたりに来ると石鎚山から来る登山者の姿も見えて(赤矢印ルート、黄矢印ルートは面河からの道)元気をもらいます。
道は西ノ冠岳からP1920.6m三角点に続く稜線の下の笹原をトラバースして石鎚山を西から見るようになりピラミッド型になりました。
道は面河ルートと合流して稜線を北側に乗り越すあたりが辛い登りになり最後の頑張りで三の鎖下に着きました。私はここで待つことに
して他のメンバーに弥山頂上(1974m)に登ってもらいました。登りでたった3分だけがんばれと言われたが、まだこれから土小屋まで1時間半
の下りがあり、そのためにも少しでも体力を残して置きたかった。しばらくして頂上から下りて来たメンバーとそのまま土小屋に向かう。
時間は16時30分。普通に歩いても18時着で山道は暗くなる。途中でリーダーから休憩を言われたが、この遅い足で1分でも早く到着したいと
思ってとうとう土小屋まで休憩を取らずに歩き、18時ジャストに待っていてくれた車に到着しました。しかしスカイラインは18時閉鎖に3分
遅れでゲートは閉まっていて通行できません。リーダーの奮闘でしばらく時間がかかったが無事ゲートが開き国民宿舎面河につきました。
昨日の疲れで足が痛いが国民宿舎面河から朝食前に散歩、川原で朝のコーヒー戴き、宿舎で朝食して石鎚山スカイラインを上がり
土小屋から瓶ケ森スカイラインのドライブをして寒風トンネルを抜け西条から松山道を善通寺で降りて讃岐うどんを食べて、瀬戸中央
自動車道の与島PAで解散となりました。3日間よく遊んでいただきました。参加者の皆様有り難うございました。