播磨の山歩き


野外活動センター〜七種山(683m)〜七種槍縦走(577m)〜野外活動センター

神崎郡福崎町<’08.1.27>地形図 1/2.5万 前之庄、寺前


        30年ぶりの山仲間と登ります。
       工房を出発するため車に積もった雪を落としドアーを開けようとしたら凍りつて開かない。ストーブにのせていたやかんの湯を
       かけたら開いた。ザックを積み込んで走り出す。次は加古川に架かる橋の凍結がノーマルタイヤの車では気になったが、早朝の
       橋に轍の数は少なくすべりそうになったがなんとか通過してほっとする。雪を避けて南に向かったつもりが余り効果はなかった。

              <工房7:20.-滝野・社インター7:55-福崎インター8:10-野外活動センター到着8:25-登山開始9:00>


                  <前日の朝の状態>                    <野外活動センター AM 9:00>

       4歳ほど若い相方は足が速いし久しぶりに逢ったので話が途切れることもなく、呼吸も脚も出足から厳しい状況になる。
       林道分岐、金剛城寺山門を過ぎて太鼓橋から厳しい登りがはじまり、がんばって七種神社まで登って滝を見ながら休憩。


                  <石の太鼓橋 AM 9:40>                    <七種滝 AM 9:47>

       相変わらず会話は続き呼吸は苦しい。事前のコース勉強はズルして相方の説明もうわの空、ただ夢中で登る。従来のスタイル。
       雪のないところを目指したつもりが、代り映えせずに頂上近くになると積雪がありました。判断が甘かったがこの方が良い。


                  <七種山頂上の手前 AM 10:43>               <七種山頂上 AM 10:45>

       頂上からつなぎ岩を見に行く。雪の付いた岩場をロープを頼りにズリ降りる。岩の隙間に雪はなく怖くて近寄れず写真だけ撮って
       頂上に戻り、七種槍へ向う。出だしは倒木帯で積雪が踏み跡を隠して慎重にルートを選びながら進む。途中で単独者と合流して
       3人で歩く、あとでわかったがこの人とは千ガ峰で逢ったことがわかりました。急坂をズリ落ちるように頂上から300mほど降る。


               <七種山頂上北面の降り AM 11:04>          <七種山頂上からの急な降り AM 11:14>

       下りきると、緩やかなアップダウンの尾根歩き。展望はあまり良くないが、静かな尾根歩きが続く。頂上のつなぎ岩も見える。


                  <七種槍への縦走路 AM 11:36>          <縦走路から七種山頂上(右奥) AM 11:50>

       再び積雪が出てきて傾斜が強くなり空腹でバテそうになった頃に七種槍の頂上到着する。ここで昼食にする。下から賑やかな
       団体が登ってきて頂上は満員になる。相方が入れてくれた熱いコーヒーが汗で冷えて寒い体に沁み渡り美味しかった。


                  <七種槍への登り PM 12:13>           <七種槍の頂上 PM 12:33〜13:01>

       30分余り昼食とお茶で休んだあと、団体さんにお別れして下山に入る。すぐに岩場の展望の良い所に出る、ここで食事をしたら
       よかったなど言いながら下る。ここから尾根を離れるまで、高度感のある痩せた急な岩稜が続きました。その分展望も良い。


                  <七種槍から下りの鎖場 PM 13:28>         <七種槍を振り返る PM 13:31>

       歩きながら思ったが、七種槍は七種山より100mほど高さは低いが、七種池からのピストンで登っても十分に七種山よりも
       変化があって面白いのではないかと思いました。


               <P357付近の岩場 PM 14:27>             <七種山(左奥)と七種槍(右) PM 14:40>

       スリル満点の痩せた急な岩稜を下って、送電鉄塔を過ぎたピークから稜線に別れをつげて七種池目指して下降に入るが、
       道は急でなお且つジグザグではなく直線的に下っていて最後は膝がガクガクになった頃に七種池横の登り口に降りつきました。


                 <七種池横の登り口 PM 15:01>             <野外活動センター PM 15:11>

       今回の相方は加西市在住でこのあたりをよく歩いているので助かりました。また七種山の頂上から同道したHさんはお話を
       しているうちに、いつか千ガ峰でお会いしたことがあることがわかりました。またの再会を期待してお別れしました。


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