朝8時過ぎに出発して初めての上山高原の林道を走り、約3時間かかって河合谷高原の「水とふれあいの広場」の駐車場着。
記憶は定かでないが約40年程前に自然保護活動の一環として林道工事とブナ林の調査に登って以来の扇ノ山です。
頂上で鳥取県のパトロールの方とお話しましたが、随分と山のイメージが違います。当時は畑ヶ平も含め頂上からの
見晴らしはよかったように思います。それ以後樹木が成長したのかな?
今は小ズッコから頂上まで背丈を越す根曲り竹に展望を阻まれて、ただブナ林を見るだけでした。でもそれも良い事です。
広くなだらかな尾根は目標がなく樹木が茂る夏は道を外れて迷いこんだら脱出するのが困難な地形のように感じました。
パトロールの方が言ってましたが、鹿や猪や熊が植生を荒らしています。気長で根気のいる活動ですが
人間の生活と野生動物との共生の道も探って行かなくてはとおもいます。
長い間ご無沙汰をしていた扇ノ山ですが、大体の様子も分かったのでまた訪れたいと思いました。