篠山市<’08.3.22>地形図1/2.5万 宮田・村雲
<その2> 鏡峠〜鋸山(605.9m)〜堂の峰(572m)〜御在所山(443.5m)〜栗柄峠
丹波市春日町市<’08.4.13>地形図1/2.5万 宮田
<その1>
播州方面の山が続いたので方向をかえて、昨年末に一度行きかけたが天候が悪くなって引き返した篠山市の三嶽に向けて
10時頃出発。丹波市側の栗柄峠あたりは以前に行ったことはあるが篠山市側は初めてで途中、御嶽道の案内板に従って
行くと未舗装の林道になったので引き返したりして11時頃大タワの駐車場に到着しました。先着車が数台駐車してました。
<大タワ公園の駐車場から三嶽に続く尾根 AM11:07> <穏やかな山道 AM11:14>
穏やかな山道も束の間で、急な直登階段が現われて延々と続き苦しい、なぜ歩きやすい
ジグザグ道にしてくれなかったのでしょう。その分高度は稼ぐことができるのですが。
<ツバキの花 AM11:18> <急な直登階段が続く(帰りに撮影)>
階段登りの締めくくりが鎖の岩登り。ここから緩やかな尾根道を3段ほど乗越して行くと石室の行者堂に着く。
石室の周辺は広くて芝があって休憩に良いところです。頂上方向に少し行った左下に休憩所が在りました。
<階段登りの最後は鎖場 AM 11:32> <行者堂石室(帰りに撮影)>
石室からゆるやかに登ると三嶽頂上で傍に無線中継のアンテナと建物があります。さすが一等三角点で見晴らしは良い。
頂上に地元の登山者が居たので小金ヶ岳の話をしていたら時間的に登れそうなので、休憩もそこそこに下山にかかる。
<三嶽頂上 一等三角点793.4m> <三嶽頂上 AM11:56>
長い急な階段を小金ヶ岳を見ながら下る。駐車場を通過して道路を横切り小金ヶ岳に向かう。登り始めは植林帯の
小沢沿いに歩く。何人かの登山者とすれ違う。沢から離れ緩やかな尾根道を登りCa660から小金ヶ岳が目の前に。
<石室の下から小金ヶ岳を見る PM12:17> <小金ヶ岳の登り口 PM12:46>
Ca660から多紀アルプスの名の通り岩稜歩き、鎖場が続きます。
<Ca660から小金ヶ岳への岩稜 PM 13:24> <急な鎖場 PM 13:28>
<急な鎖場 PM 13:31> <小金ヶ岳の頂上(725m) PM 13:50>
頂上で記念写真のシャッターをお願いした、地元の若い登山者と長話をしてお別れに名刺をお渡しして下山にかかる。
<小金ヶ岳の頂上下から三嶽を見る PM 14:32> <帰路の岩稜 PM 14:40>
<帰路の岩稜 PM 14:50> <登り口に下山 PM15:15>
昨年来の三嶽に登れて、昔若いころに登った小金ヶ岳にも登れて満足して帰路につきました。
丹波市春日町市<’08.4.13>地形図1/2.5万 宮田
4月に入り、ヒカゲツツジの咲くころとなり開花状況の偵察を兼ねてまだ歩いたことのない分水界の雲海の径を歩きました。
峠への道は以前は春日町と篠山を結ぶ良く利用されたような歩きやすいようにジグザグに登って行く道でした。
鏡峠には2年前にヒカゲツツジの頃に三尾山から来たことがありました。
広々とした分水界の径。ここに降った雨は左側は日本海に、右側は瀬戸内海に別れて流れていきます。
岩場で初めてヒカゲツツジを確認、生育場所は厳しい岩場の北斜面が多い。やっぱり今年は少し時期が早いようです。
鋸山から東に2つ目のコブからデジカメで鋸山を撮影したあと縦走中にザックの背負いバンドに取り付けたデジカメケースに入れたカメラ
鋸山からアップダウンを数えながら歩くと広々とした気持のよい東鏡峠・高坂越に到着。ここで中食を摂る。全行程の中間ぐらい。
後半は今までのように道は整備されていないと考えていたがよく整備されています。堂の峰は東西に長い峰で地図に
堂の峰から御在所山へは急な下りで尾根が広がりしっかり方向を見定めないと迷いやすい所でした。
分岐から7分ほどで頂上に着く。御在所山、点名 浅木谷山四等三角点。頂上でセルフで照れた記念撮影をする。
頂上から分岐に戻り栗柄峠に向かう。途中の道端に鉱山の採掘跡?の様な穴が2か所ほど目につきました。
県道を歩いて自転車をデポした観音堂まで4分、昼食の残りを食べてからウインドブレーカーを着て登山口の中山に
まず車で下山地点の栗柄峠の観音堂に行き自転車をデポして、登山口の中山集落に戻り、帰りに自転車で登る距離を
少なくするために獣柵の手前の広場に駐車して、身支度をして9時37分頃に歩き出す。すぐに獣柵を開閉して林道を歩く。
自転車でなかったら車で林道の二股を右に入り終点の広場まで行けそうです。
<ゲート手前の広場に駐車 AM 9:37> <林道終点から山道の入口 AM 9:58>
<歩きやすい昔の峠道> <峠手前の広場の不動明王 AM 10:16>
<中山と小坂を結ぶ広い鏡峠(425m) AM 10:21> <ここからが分水界の径 AM 10:30>
<ツバキの花 AM 10:31> <尾根の岩場は右の巻道を登る AM 10:52>
<開き始めたヒカゲツツジ AM 11:03> <満開のアセビの花 AM 11:07>
<鋸山(605.9m)頂上 AM 11:25〜11:36> <頂上のヒカゲツツジは蕾が膨らんだところ>
<鋸山(点名:奥谷三等三角点> <頂上付近のヒカゲツツジ>
<頂上から西に三尾山> <頂上から東に堂の峰(手前)西ケ嶽と三嶽(奥)>
<鋸山を東側から見る AM 11:40> <縦走路にアケボノミヤマシキミの花が PM 12:24>
がないのに気がついた。画像記録が山行の重要な目的の中でデジカメを失うことは、何のための行動だったのかということになるので、
見つけるために引き返す。行程の先に進む行為は当然の苦労を覚悟しているので苦にならないが、引き返すことは予測外で心身の
ダメージは大きい、落ち葉の積もった複雑な急斜面を慎重に探しながら進むが、かなり険しいところを登り返すので非常にきついことになる
、急斜面でもしデジカメが身から離れたらどう落下していくのかを予測したら探すこと自体虚しさを感じるが、そうも言ってられず神経を
研ぎ澄ませて来た道を戻ること15分ぐらい、突然目の上の岩場のブッシュの枝にデジカメがぶら下がっていました。信じられない嬉しさ
がこみあげてきました。好運にも見つかったのでした。厳しい岩場を下るときにデジカメのストラップが強い小枝に引っ掛かり抜け落ちた
ようでした。以前も無線機をなくしてかなり肉体の疲れがある中を来た道を引き返して見つけ出した経験を思い出しました。気分よく先に進む。
<色違いのミヤマシキミ> <p563の東のピークから鋸山 PM 12:46>
<東鏡峠・高坂越 PM 12:51> <堂の峰側から東鏡峠・高坂越 PM 13:01>
ある572mの標高点が西寄りにあるのに、地元が設置した案内板は東寄りにありました。どちらが正解でしょうか?
<堂の峰に向かう落ち葉の道 PM 13:47>
<堂の峰(572m) PM 13:49>
急斜面を20分程下ると篠山側の坂本の福徳貴寺への参道の分岐標識があり、そこからさらに6分程
で御在所山への分岐につく。疲れていたが今度いつ来るかわからないので頑張って御在所山に向かう。
<御在所山への分岐 PM 14:18> <御在所山(443.5m)頂上 PM 14:25>
地形図を見ると御在所山は境界線から外れているし分水界の山ではないように見えるのですがどうでしょう。
<御在所山頂上から堂の峰> <鉱山の採掘跡? PM 14:52>
このあたりから栗柄峠までは山仕事の道が分岐してい標高も低くなり複雑な地形で迷いやすくなるところですが
要所要所に案内板がありそれをたどっていくと県道に出る。ちょうど不動滝のある寺院記号あたりでした。
<栗柄峠の下山口 PM 15:12> <観音堂 PM 15:16>
向う、下り一方で楽ちんだが汗で濡れた体が風を切るので寒かった。最後の車までのゆるい登りがしんどかった。