丹波周辺の山歩き
天気予報によると明日から梅雨空になるとのことで、当分は山歩きも出来ないと思い、昔から山名は知って
「糸井の大カツラ」昭和26年に国の天然記念物に指定。カツラの雄株で根張りは東西30m、南北31m。主幹が
前方に道標があり左に100mで床嶺の家。右に少し行くと左に西床ノ尾山への分岐。直進すると東床ノ尾山へと続く。
P820にも林業の作業小屋があり、付近に鋼索の束や錆びたウインチがありました。道標では小滝方面に
西床ノ尾山からの下りは南に電波施設があり踏み跡もありますが、下山口の標識に従い北西の急な支尾根を下る。
☆糸井の大カツラ〜東床ノ尾山〜西床ノ尾山を歩く。(朝来市)☆
(’10.6.12)
いて、まだ歩いたことのない地域の山。円山川の支流糸井渓谷の奥の山、床ノ尾山系に出かけました。
初めての山で、途中で県道10号の出石方面に迷い込んだりして羅漢谷から登ろうとしていたが通り過ぎ
てしまい、通行止めの林道分岐の東屋のある駐車場に車を停めて、登山の準備をして歩き始めました。
(タイムは撮影時間です。)
<登山口駐車場 AM 9:36> <林道を10分ほど歩くと糸井の大カツラ AM 9:47>
朽ちてその周囲に「ひこばえ」が大小約80本、旧主幹を囲むように林立している。雨乞いの木として尊ばれたようです。
<糸井の大カツラの「ひこばえ」たち> <大カツラの直ぐそばの橋から山道が始まる AM 9:51>
<対岸の「助右衛門の大桜」AM 10:04> <衣谷鉱山跡付近の左岸林道の法面の台風23号被害の跡?>
<糸井渓谷の源流部の小滝 AM 10:12> <道は流れを離れて支尾根に取りつく AM 10:35>
<支尾根をジグザグに登る。急だが歩きやすい AM 10:52> <登りの傾斜がなくなり広い尾根に出ました AM 11:04>
左の床嶺の家を見に行く、倒壊していました、周囲は広い空き地で見晴しの好い所でした。
<倒壊した床嶺の家(避難小屋)> <P821から東床ノ尾山に向う広い稜線 AM 11:20>
<頂上南西のP820から東床ノ尾山 AM 11:24> <東床ノ尾山の頂上直下 AM 11:31>
1.8kmとありました。ここからは鞍部を隔てて東床ノ尾山が見えます。周りの展望も良い所でした。
<東床ノ尾山頂上 1等三角点839.1m 見晴し抜群 AM 11:36> <頂上でセルフで記念写真>
<東床ノ尾山頂上から西床ノ尾山を見る AM 11:39> <西床ノ尾山への稜線のタニウツギの花 AM 11:59>
手前の尾根の右に林業の作業小屋、左端に床嶺の家の屋根が見えています。
<西床ノ尾山への落ち葉と新緑の稜線 PM 12:00>(稜線の途中で昼食20分)<稜線の途中から西床ノ尾山を見る AM 12:05>
<西床ノ尾山頂上から木の間越しに東床ノ尾山 PM 12:59> <頂上から東床ノ尾山 PM 13:05>
<羅漢谷。> <羅漢谷の巻き道>
山仕事の真新しいチエンソーの切断屑のある踏み跡を下る。あまりにも急な下りで、どう見てもこれは山仕事の
作業道ににしか思えずに疑いながら下るが、もし間違って居ても登りなおす元気に不安を感じながら降りました。
何とか支谷に降りつきそれが登山道であることが分かるようになりました。台風被害の影響が残る道を右岸、
左岸と渡り歩く。途中に「らいでんの滝」分岐があるが疲れているのでパス、鉱山精錬所跡も通過、以前は
あったと思われる渡渉地点の小橋も流された様な所もあり増水時の登下降を気をつける必要があると
思いました。鉱山精錬所跡あたりから古い護岸の石積みも残るしっかりした谷道でした。
<羅漢谷出合に下山 PM 14:15。10分ほど林道を登り駐車場に到着>
<ルート図>