DangerDanger "Cockroach"
 
 Release data. August.2001
 
  1 Still Kickin' #
  2 Sick Little Twisted Mind
  3 Good Time
  4 Don't Break My Heart Again
  5 Tip of My Tongue
  6 Walk it Like ya Talk it
  7 Going Goin' Gone
  8 Afraid of Love
  9 When she's good she's good(When she's bad she's better)
 10 Shot o'Love
 11 Don't Pull the Plug
 12 Time in The Bottle(Paul Laine only)
 
 Peasonal
 ポール・レイン(vo)disc1  テッド・ポーリー(vo)disc2
 アンディ・ティモンズ(g) ブルーノ・ラヴェル(b) スティーブ・ウエスト(ds)
 GuestPlayer
 レブ・ビーチ(g)from WINGER #
 
 元々テッド・ポーリー在籍時、93年にリリース予定だった3rdアルバム。
 当時、レーベル側から発売延期を余儀なくされて、その間テッドが脱退。
 
 カナダのBon・Jovi ことポール・レインを迎えてヴォーカルを新たにレコーディングし、
 94年にようやくリリースを試みるが、ここでテッドがBandを相手に訴訟...。
  
 結局、このアルバムは8年の歳月をかけてようやく発売された。
 
 1, 2, 7, 8 はポール加入後のアルバム Four the hard way (97年)
 6, 9 は、The return of the greatgildersleeves (2000年)に
 再レコーディングされているが、このアルバムを聴くと
 その後の録音技術の発達と、Bandのプレイが上達していることが分かる。
 
 上記2枚のアルバムを先に聴くと、Cockroach でのテッドのヴォーカルに、
 違和感を感じるが、直ぐに慣れる。
 ポールと聴き比べても、2人の個性が全く違うのがこのアルバムの魅力だ。
 テッドは、パーティロック的な雰囲気が楽しめるし、
 ポールは、力強いヴォーカルで聴く者を圧倒させる。
 
 3 は聴いてて本当に良い気分にさせてくれるRockTune で
 イントロから只者ならぬカッコ良さを感じる。
 パワーバラード 4 もD2 が持つ切なさを巧く表現している。
 
 5 はThunder の Everybody Wants Her に似ている。
 
 最もD2らしい10 は、コーラスの入り具合が絶妙で、誰もが聴いて好きになることは間違いない。
 
 アンディ・ティモンズのギターソロで始まる 11 は、心地よいスピード感で
 彼のスライドギターが存分に味わえる。
 
 音質は、非常にクリアだった1st 2nd より生っぽく
 倉庫で演奏してるようなライヴ感が味わえる。
 
 既にリリースされた楽曲も、このアルバムならではのアレンジが聴けて退屈しない。
 
 93年、グランジブームだったとはいえ、このアルバムのリリースを渋る必要があったのか?
 問題作 Dawn(95年)のようなサウンドを期待するFANは誰も居ない。
 
 リリースを望むBand、しかしレーベルがプッシュしてくれないという
 ショウビジネスの恐ろしさを感じずにはいられないが、
 長い間、リリースに奮闘したBandに盛大な拍手を送りたい。

Right here , Right now Re-turn