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関西青年経営者会議は自動車補修部品をを専門とする阪神地域の経営、研鑽の切磋琢磨の会です。

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大阪都

青経会アメリカ IN LOS & LAS
By Ryoichi Yamada

1997 年11月1日、PA2:50頃、待ちに待ったこの日この時、関西大空港の
ロビーでは、初めてのアメリカ本土への期待と興奮と責任感(待人
来たりぬ!)身内が遅刻それもギリ ギリアウト付近)につつまれて河上
大酋長(現時点ではまだ団長で正確には大酋長で はないが)の眼が吊り
上がっていた。近寄ると非常に危険なので距離をあけて適当に
放置、ビールを飲みながら近寄らずに観察、大酋長、怒ってる! 
おかげで酋長によ る正式な「団結式」はなし。波乱の幕開けか?と思ったら
機内では上機嫌。一段落と 思ったら「タバコ吸われへん」とわめいていた。

 自分では空を飛ぶ飛行機がほんの少し苦手なので今迄国外にはあまり行ったことが ない。誘いがあってもよっぽどのことがない限り行かなかったが今回は思いきった。
今回発起人の菊地さんには感謝しょうと感慨?にふけっていたら滑走が始まった。飛
行機の離着陸にはまったく力が入るし正直本当に恐い。やっぱ俺の旅行には新幹線、
電車、バス、車、地面に足がついているほうがいい。でも新幹線に乗ってて大地震き
たらどないする?といわれた。まあ、こうなったらどっちでもいいかと思ったら空に
浮かんでアメリカに向かって飛んでいた!

機内での隣席は Mr.ホイ、こと香川雄嗣。まずは快調に、しゃべって、しゃべっ て、笑ってまたしゃべる。一杯飲んで飯食ったあと、静かだなと思ったらグッスリ寝 ていた。 どこでも寝れる奴は強い!旅行には他人の凄いイビキから身(耳?)を守 るため、いつも耳栓を持参しているが今回の旅にも役に立ちそう。いつも思うがイビ キのすごい奴は何故あんなに早く寝れるのか不思議だ。俺の大事なあまった黄色い耳 栓は、MR.ホイが鼻の穴につめて遊んでた。もうあれは使えない。そうこうしている うちにアメリカ大陸が見えて、いよいよLOS ANGELESだ。アメリカの空は日本よりも と広いかな?

 11月2日。快晴。半袖。若尾さんの案内でバスでの市内見学。俺のレポート予定は 、K マート、HOME・DEPOT, SAM'S CLUB 等スーパー及びDIY系列である。アメリカが勿論 先駆者であるがまねできないのは何たって敷地の広さ、建物のデカさ、高さ。K マ ートは24時間営業。国の広さは、体格、身長、体重、国民性、気質、に影響するんだ と本当に思う。日本の21倍の国土、約2億2千万の人口、時差のある国、他人種、移 民、密入国の国、世界の憲兵を自負する勝手な国、自由な国、アメリカンドリーム、 麻薬、ガン、暴力、レディファーストの国、超プロスポーツの国、超エリート達だけ で支配する国、矛盾の国、大統領の国、日本を操る国、食物のまずい国、etc。

 アメリカの食肉は思った以上に安かった!こんなことなら真剣にダイエーを下見す るんだったは後の祭り。特に人件費をかけない時点での食材、衣料、製品、等日本よ り安い。 アメリカから日本を見ると日本の物価が気になるがやはり島国、規制の多 い特殊な国なのか?アメリカは勿論大量消費国の国だが、それも結果的に大量消費に なる国、その上での人件費の安さ、広大な土地、大雑把でなおかつ合理的、先進的な 国なんだろう。大量にはけるため大量に生産し大量に物流し、超大型店で消費階層に 合わせて大量販売し競争力を持った安さをどのストアも競っている。
大量に生産、消 費できる食肉は、思った以上に安くてバカデカイ。肉がまずい、固いと言うが大量に 安く作ることが目的では、牛にビールを飲ませ大事にl時間をかけて育てることも、 必要ないわけではある。だけど本当は胃袋の違いだね!
 デュ−ティーフリー姉ちゃん(紅一点の中川嫁)が買い物には本当に頑張っており ました。やはり子供の物が中心にはなりますが衝動買いの子供椅子2つには全員大爆 笑だった。帰りの荷物が大変だったと思うが子供のためにいい買い物ができたかな? 中川夫妻は楽しく面白いカラオケ熱唱買い物夫婦でした。

 砂漠とギャンブルの町、LAS VEGAS。ロスも暗かったけどこっちも夜の町なかは暗 い。明暗に差があり過ぎる。ネオン、街灯が少ないのか節電なのか白人は夜目がきく のか?日本のネオンが明るすぎるのか、とにかく思ったより暗かった。その町なかを 枝川と昼も夜もかなり歩いたが建物がでかすぎるので目測の狂いが大きすぎ歩けど歩 けど目には近ずかないし、寄り道の距離も半端じゃなかった。少々の歩きには自信 があったが町のサイズの違いには参った。歩きすぎたおかげで俺の足にもマメができ 、枝川も足中バンドエイドだらけ。彼はバンドエイド兄ちゃんだった。旅行は靴に気 をつけなあかんとブツブツ言いながらいいながら足を引きずッて歩いていた。

 こっちで運動靴を買う手もあったが後の祭り。写真取りまくりの市内観光、あるき 倒しのお疲れでした。ギャンブルでは少し儲かったのでラスベガスの空港でお袋への お土産の靴に交換してきた。久しぶりの親孝行、残った金は2ドルすこしだった。一 体いくらアメリカに奉仕したんだろうか?

 今回のアメリカ旅行、大きく見て2つのグループに別れた。1つは対象的に無口にな ったグループ。仲間内では元気がいいが外には「貝」。行動するのも必ず2人以上、 自棄糞ゆえ外人コンプレックスはあまり無かったが、話すとなると話しは別(洒落で はあるが)!勿論俺もこの「貝」のグループ。聞くのは少し分かるがそれ以上は?? ????  もう一つはお分かりのように外にも少しは喋れる元気なグループ。内外に元気なこ のグループが意外な通訳として役に立ってくれた。物おじしない性格なのか、英語の レッスンをしっかりしていたのか、分からなくても突っ込む性格か?青経会では全く 見れない面が出ていた。意外な面が見えてくるのは外国旅行の面白さかもしれないし 、それが本性なんだろう。Mrホイ、バンドエイド兄ちゃん、そして有川君、etc お かげで心強かったし大いに助かった。君たちを羨ましい、よくやるな、と思ったのは 俺だけではなかったはず。 喋れるって強い?

 9日間のこの旅行、無事に帰れて何よりです。アメリカに少しでも触れられて私は 大満足でした。できたらまた行きたいが、少しも喋れなくては面白くないのでその時 は「ノバ」に駅前留学しますか、なあ、圭ちゃん、一緒に行こな!
 行きは総勢16名、ラスベガスには12名、皆さん御苦労様でした。
 大酋長 河上、 相談役 菊池、 幹事 岡島、 写真 中松 枝川、 会計 山 田。
 1997年11月9日、夕刻、曇り、関空着、無事解散。

ロスアンジェルス南の青空市場にて買い物です。




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