PEP BOYS(ペップボーイズ)
1997年11月 中松 俊高
PEP BOYSは、アメリカ国内と国外併せて約600店舗を展開している大手カー
ショップ。ロスアンジェルス トーランス店を訪問しました。
サービスピットは10基、ピット横に待合室があり店内につながっています。 店内に
は、チラシやPOPなどで24.000アイテム以上在庫、ハイクオリティ、ロープライスを
アピール。詳しい取扱商品とメーカー、ブランド名も記されている。
棚には、部品、用品、ケミカル、工具、オイル、バッテリー、タイヤが整然と並んで、カタログ適応表によりほしい商品を見つけやすそう。奥のカウンターには、4〜5人のスタッフがレジもかねてコンピューターで部品検索をしています。カウンターの後ろには、ウオーターポンプ、セルモーター、ダイナモ、デストリビューター、クーラー部品など、これらの部品は、ほとんどがリビルトです。
チェーン店はノーハウを大切にしているので店内の撮影はだめ。ピットを撮ったときもマネージャーらしき人からなにやら言われましたが、笑顔で応えておきました。DIY 指向ユーザーのために整備マニュアル書が豊富に販売されている。ちょうどコンビニの週刊誌コーナーの感じ。PEP BOYSは、
1自分で修理する
2整備してもらう
3再販する
の三つの方針とのこと。 1と2はPEP BOYS「スーパーセンター」カーショップ部門、3は「パーツUSA」で外販部門を展開、周辺の整備工場、ガソリンスタンドなどに配送する。ちょうどオートバックスが工場に配達するようなイメージだと思います。「パーツUSA 」を見学できなかったのは少し残念でした。
Auto Parts Club(オートパーツクラブ)
天井の高い一階建ての倉庫(ウエアハウス)で、商品はパレット単位で高く積み上げられている。資料によれば、3万平方フィートの面積に14.000の品目を取り扱っている。全くの倉庫で飾りっけなし。顧客は、売り上げの74%をしめるサービス取り付け業者で、部品の他に電話、配達クレジットの購入、機器のリースも行っている。通路は広くゆったりし買いやすそうです。店内には、ミッション、エンジン、ボディパーツ以外は何でも揃いそうです。GMBのウオーターポンプやパットなど日本製も在庫ありました。入り口付近に下のようなニュース置いてあり会員募集も力を入れているようでした。
超大型メガマーケット、青天井に野積みです。理由は雨が降りません
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