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カルロス・グゥェラ CARLOS GUERRA (バーンスリー)    スペインのマドリード生まれ。 1983年よりネパールでラム・ハリ・グルン師より北インド古典音楽(ボーカル、バーンスリー)を学ぶ。 1989年よりニューデリーのガンダルバ・マハビディアラジャ音楽学院にて、スリ・ハルシュワダン師からもバーンスリーの手ほどきを受ける。 以来、スペイン、インド、ネパール、日本を行き来しながら精力的に活動を展開している。  現在、日本各地でライブをする傍ら、京都でバンスリ、即興音楽などについて教えている。     中村徳子 TOKUKO NAKAMURA (タンプーラ)  1992年よりネパールのラム・ハリ・グルン師よりボーカルを学び始める。 1997年よりインドで、チョタラル師からもボーカルを学ぶ。 2002年よりインドでISバウラー師からもボーカルを学び始める。 現在、伴奏者としてタンプーラで活躍中。 またインド音楽普及の為のコンサートなども企画している。   NANTHA KUMAR (タブラ・ガタム・カンジーラ)  シンガポール生まれ。 インド、タミールからシンガポールに移住した音楽一家に生まれる。 祖父はカルナティックミュージック(南インド古典音楽)のマスター、故Sri Retman。 母は、バラナティアムのダンサー。 7歳からタブラを学ぶ。師はSri SinnishとSri Bairavan。共に南インド音楽のマスターである。 両師より南インドのリズムを学ぶ。 後、北インドのリズムも学ぶ。師は、Gurucharan SinghとCharangit Singh。両師からPunjabGharana(パンジャブスタイル)のタブラを学ぶ。 音楽家として、寺、ラジオ、TVで古典音楽を演奏することから始まった。 そして、フュージョンバンドShagquat、Vasanthan、Flame Of the forestなどで、演奏。 1991、Drummusique91(50人のパーカッショニストがそろうライブ、レコーディング)の メインコーディネーターとして、またプロデューサーの一人として活躍。 1998、フランスへ移住。ジャズバンドSixunのメンバーになり、フランスツアー。 1999、スペイン、マドリードへ移住。スペインの数々のミュージシャン達と演奏。 以降、主にスペイン、フランスを行き来し、演奏。 2000からジャズフレンチギターのLouisWinsbergと共に、数多く演奏。 Flamenco-India-Jazzを演奏、レコーディング。ヨーロッパツアーを行う。 NewYork,nesOreans,MontrealJazzFestivalで演奏。 インド古典音楽同様、フュージョンの演奏もこなす。 タブラのみならず、南インド特有の楽器、ガンジーラ、ガタム、タビールも演奏する。その他のインドのパーカッション、インド以外のパーカッションも演奏する。 たくさんのレコーディングをフランス、スペイン両国でしている。     [バーンスリー] インドの竹で作られた笛。 バーンスリーはおそらく、インドの楽器の中で最も古い楽器の一つであろうと思われます。  ヒンドゥー教では、この楽器はクリシュナ神がその名手とされ、常に笛を持つ形で表わされており、 彼がヴィシュヌ神の化身としてこの世にあった頃、 このバンスリでさまざまな奇跡を起こしたと信じられています。  バーンスリー(BAN-SURI)という単語は二つの言葉で構成されています。 BANは竹、SURIは音を指し、従って竹の笛という意味です。  [タブラ] 北インドの代表的な打楽器。 古代より伝わる両面太鼓パカワジの流れをくんで、 700年程前に生まれたと言われています。 左右で一対になっていて、山羊の皮がはってあり、 両方の鼓面についている黒く丸い部分はマンガン粉(もしくは鉄粉)と 小麦粉を水で練ったペーストを、塗りつけては磨いて乾かすという作業を くりかえしてつけられたもので、これが多彩なタブラの音色の秘密です。    [タンプーラ]  通奏音のためだけの弦楽器です。 声楽や器楽のバックでその不思議な倍音効果とともに、 基本の音をつねに奏でているので 演奏者はその音をよりどころに音程を掴みながら表現していきます。