日刊考現学(2000.1.4)より
| ■不安の影 ●今、私は不安な思いを抱いている。 今日、教育委員会に電話したが、「まだ仕事はない」ということである。 仕事がなければ、もちろん給料もいただけない。 マンションのローンもある。生活に対する不安が起きる。 こういう不安をどう処理すればいいか、考えてみる。
しかし、ふとある時、不安の影が首をもたげてくる。
まだ蓄えはあるから、1ヶ月待てば、また仕事もあるだろう。 そう思ってみると、少し楽にはなる。 現に今まで、なんとか仕事があった。 ここで書いてしまうのは少しためらわれるが、もし、私が大けがや大病を患ったとする。 すると、とたんに今の生活は破綻してしまうだろう。 私の生活は、私のかせいだお金だけで、成り立っている。(プラス、母の生活費も私が出している。) いざ私に何かあれば、多くの物を失うわけだ。 しかし、これは、仏教でいう「物欲」の一種であろう。 「何もかも失っても何とかなる」という悟りの境地にでもなれば、今の不安な気持ちを抱くことがないのかもしれない。
明日は、教育委員会に出かける。その後、毎日、電話をする。 他の学校で休まれる先生がいないかの情報を集めるのもいいだろう。 しかし、最終的には、どうにもならないこともある。 だから、今は今しか味わえない「不安」というものをじっくり味わったらいいのではないだろうか。(こうして書くことで、不安を味わってるわけだ。) |