丹波周辺の野山歩き


中山〜ヒカゲツツジの三尾山(596m)〜鏡峠(425m)〜中山
丹波市春日町<’06.4.19>地形図1/2.5万 宮田

<猪垣のゲートの扉を振り返る>                <ゲートを入ってすぐの舗装道路>
3日前の日曜日にヒカゲツツジを見に石生の向山に初めて登ったことをメールで知らせたら、見たいと返信が
があったので以前から登りたいと思っていた三尾山に行くことになった。夢タウンの駐車場で待ち合わせて1台
の車で無料の高速道路を走り春日インターを経由して、中山の登山口の猪垣の手前のお堂横の広場に車を置
いて歩き始める(9:30)。メンバーは、明石のMさん夫婦とその友人のH夫人と私と風(ビ−グル犬11歳)。
猪垣の扉を開けて動物たちと同じ世界に入り扉を元どうりに閉めて先に進む。

<林道終点の登山口>                   <登山口からすぐの山道>
林道終点の登山口(9:47)でここまで車で来ることも出来るようだ。しばらくは沢沿いの道で岩のごろごろした
滑りやすいところを歩いていくと丸太で出来た休憩小屋に着く。その先から道は沢を離れじぐざぐ道を登る。

<ヒカゲツツジ>                  <ヒカゲツツジ>
じぐざぐ道を登り始めると遠くにヒカゲツツジが現れ。前三尾の鞍部に近くなるにつれ身近に見れるようになる。

<前三尾の肩から鋸山方面>              <前三尾の肩から中三尾と三尾山>
鞍部に着く。右に行くと前三尾。左が中三尾から三尾山へ。前三尾に行く、やれやれ地蔵さんがあり風が勘違い
して?地蔵さんに吠え立てる。少し登ると視界が開け、鋸山から三岳や中三尾から三尾山が見えてくる。

<前三尾頂上から高速道>               <中三尾から木の間越に前三尾>
前三尾の頂上着(10:38)。展望が好くて気持がよい。真下の高速道路にはおもちゃのような車が走っている。
鞍部に戻り今度は中三尾に登る(11:00)。ここは展望がよくないいので写真だけ撮って三尾山に向かう。

<三尾山頂上>                      <三尾山頂上より夏栗山>
鞍部から三尾山へは中三尾に登らず直接いく巻き道もあります。このあたりのヒカゲツツジはつぼみも多かった。
三尾山頂上へは何段か段状になったところを登ると頂上に着く(11:08)。頂上は平らで芝生が敷かれ城跡の石
柱が立っていた。周囲には桜の古木があり。展望は360度見渡すことが出来て人気のある山である事がわかる。

<三尾山頂上より譲葉山・向山方面>          <三尾山頂上付近より鏡峠への稜線>
3日前に登った向山が西の方向にこんな形で見えるとは思いもしなかった。この日も風が強く冷たく黄砂の影響で
どんよりとした見通しでした。10分ほど居て頂上をあとに鏡峠に向かうつもりが、元の鞍部に戻ってから間違いに
気がついて、平身低頭で再び頂上に戻ってもらい。鏡峠へ向けて再スタート(11:55)。昼前の腹ごなしがネライ。

<鏡峠への途中から前三尾の岩壁>       <鏡峠への尾根道のヒカゲツツジ>
トップのMさんのご主人に見晴らしのよい昼食場所をお願いしていたら絶好の場所で待っていてくれた。振り返ると
前三尾の岩壁が正面に。ここが覗岩?風が岩を怖がったので、3人と離れて低い方の岩の上で昼食。お裾分けの
明石のかますごのカラ揚で飲んだ缶ビールは最高でした。目の前にタムシバが咲いていた。(12:05〜12:35)。

<鏡峠への尾根道を行く風>            <鏡峠へのヒカゲツツジ尾根道>
鏡峠に向けて出発。ヒカゲツツジが咲く岩尾根を越していくとやがて岩尾根も終わり、広い尾根に変ってくる。
右手の藪の向うに佐仲ダムがみえるようになると鏡峠は近い。

<鏡峠を上から見る>                    <鏡峠から中山への道>
ひょっこりと急な斜面の下に鏡峠が見える。ズリ落ちるようにして開かれた峠に立つ(13:22)。
ヒカゲツツジとお別れして、あとはゆっくり余韻を味わいながらふわふわ落葉の道を下るだけ。

<下山口の中山新池>                  <麓の正覚寺のシャクナゲ>
林道を歩きながらMさんご主人はタラの芽採取。H夫人は花の撮影。中山新池の土手で皆でワラビ採り。
ご主人はふきのとうの蕗も採っていました。今夜のお酒のあては揃いました。鹿柵のゲートを通過して
人間達の世界に戻り。中山の集落を歩いて正覚寺のシャクナゲを見ながら駐車した所に戻る(14:20)。


(いつも木工の材料を世話してくれる麓の製材所に支払いが有ったので寄って清算して不要な板材を貰う。
そのあとH夫人のお馴染みの国領温泉に入浴して、山の汗を流してサッパリして、ゆめタウンで解散。)


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