消防士ーBRAVE FIRE FIGHTERSー

実機について

"迫りくる炎に、勇気を燃やせ!!"

1999年、セガから登場したアクションゲーム。
同社が推進していた「職業ゲームシリーズ(職ゲー)」の一種である。
当時の最新基板「SEGAHIKARU」を初めて採用している。
50インチモニター筐体の前部に設置された、消火栓を模したコントロールボックスの両脇から
放水用ホースが2つ接続されている。2人同時プレイ可能。

プレイヤーは消防士となり、ホテル火災の消火活動に向かう。
放水用ホースは大きさ・重さまで本物の質感に拘っており、放水を開始すると水がホースの中を伝う振動まで再現されている。
実際にホースを手に持ち、画面の炎にノズルを向けて消火活動を行う。
手元の放水スイッチを押したままにすると水が発射される。
更にその状態でノズルを左右どちらかに回すと、放水を集中放水もしくは拡散放水に切り替えが可能。
画面上部には制限時間、その両側に放水圧メーターが表示されている。
放水を続けると放水圧メーターが減少していき、徐々に放水力が弱まってゆく。
放水圧メーターが空になると放水が出来なくなるが、暫く放水スイッチを離すと徐々に回復する。
カーテンや木材などの周囲の可燃物に燃え移らない様に、出来るだけ早く目の前の火災を消火すると次のエリアへ進行出来る。
消火に手間取って制限時間を失うとゲームオーバーとなる。

シミュレーターとしても評価が高く、日本では各地の消防関連施設にも設置されている。

【関連項目】

セガ「職業ゲームシリーズ(職ゲー)」

  • 救急車ーEMARGENCY CALL AMBULANCEー(1999年)…「消防士」の姉妹作。救急隊員となり患者を病院へ搬送する。
  • エアラインパイロッツ(1999年)…旅客機のパイロットなり飛行機を操縦する。3画面筐体でリアルな操縦が楽しめる。
  • クレイジータクシー(1999年)…タクシードライバーとなって乗客を目的地に運ぶのだが、その内容はハチャメチャである(笑)
  • 東京バス案内(2000年)…東京都営バスを運転するドライブゲーム。厳密には「職ゲーシリーズ」ではない。

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