キャプテンフラッグ-カリブの愉快な海賊たち-

実機について 1993年、ジャレコから登場。
同社が得意とする、エレメカとビデオゲームを融合したアクションゲーム。

内容は海賊船を舞台とした旗揚げゲーム。
最初から選択可能の5人の船員から、対戦相手を選択してゲーム開始。
筐体に2本のレバーがあり、左側で赤旗・右側で白旗を操作する。
対戦相手からの画面と声の指示に従い、両レバーで旗を上下させる。
画面にはゲームの進行度を示すゲージが表示されており、順調にゲームを進めて自分の船を
相手より先に宝島(ゴール)に到着させると勝利となる。
船員に勝利した後、強敵のフラッグ船長と旗揚げ対決する。
フラッグ船長に勝利すると、2つの宝箱を選択するボーナスゲームが開始される。
当たりを引くと筐体下部から景品が排出される。

1994年、続編として「VSスーパー・キャプテンフラッグ」が登場した。
入力デバイスが2組になり対人戦が可能。更に海賊に新メンバーが二人加わっている。

【関連項目】

  • ドラえもんのはたあげ…1997年にジャレコ(発売・エポック社)から登場。
    人気キャラクター「ドラえもん」を採用し、「キャプテンフラッグ」を低年齢層向けにアレンジしたプライズ機。
    旗揚げ終了後のチャンスゲームで当たりを引くと景品が払い出される。
作品について 筐体そのものは、これまでの作品と何ら変わりませんが、中央のモニター&腕部分は
苦手なエポパテ造形がメインなので、かなり厳しい製作過程でした。
当初、腕とレバーを連動させる計画で進めていたため、ちょっと大きくなってしまいました…
(下記参照)
時間の関係でレバーとの連動は省略しましたが、一応撮影用に腕自体は可動します。
そのため、前面の透明プラ板製のカバーも取り外せるようになってます。

戯言 同社の「アームチャンプスII」同様、デパートの屋上やボウリング場ではお馴染みの筐体ですね。
地方では未だに現役の筐体があるとか。

作者の兄が得意なゲームでして、休日に家族で適当な場所へドライブしたりして
偶然コレを発見すると嬉々として遊んでました(笑)
メインの旗揚げよりも、最後のボーナスゲームの当たりの確立の低さが一番の難関だったり…
当たりを引いても中身はチャチなキーホルダーだったりして、苦労が報われなかったようです。

努力の痕跡(苦笑)

上にも書いてますが、このゲームの最大の特徴でもある旗を持った腕を、
実物同様にレバーと連動するように製作していました。
幾度と無く試行錯誤繰り返した結果、良好に作動出来たとは言えず、
結局、時間切れで連動機能はオミットしてしまいました。
しかし、画像に見えるように腕のリンク機構は残してあるので、いずれ折を見て復活させたいと思います。

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