CLOAK&DAGGER

実機について 1984年にATARIから登場した、1画面固定式アクションシューティングゲームである。
同年に公開されたスパイアクション映画「Cloak&Dagger」(日本未公開)とのタイアップとして制作された。

筐体のコントロールパネルには、2本のレバーとボタンが1つ配置されている。
左のレバーで主人公のスパイを操作して、右のレバーを倒すとその方向に矢状の弾を発射する。
矢状の弾は連射が利き、岩盤も破壊可能。
ボタンを押すと点火装置を投げる。飛距離は短いが当たった敵を倒せる。
プレイヤーの目的は、敵の追跡を交わしながらベルトコンベアで運ばれている白い箱(シークレットボックス)を集め、
制限時間内までに画面端にあるエレベーターまで辿り着く。
(無理にシークレットボックスは取らなくても良い)
制限時間を過ぎた瞬間、フロアの中央に設置されている爆弾が爆発し、中央から端に向かって爆風が広がるが、
爆風に巻き込まれるギリギリでエレベーターから脱出すると高いボーナス点が入る。
また、点火装置を爆弾の導火線に当てると発火を早める事が出来る。
ゲームに余裕がある時などに、わざと導火線を発火させて速やかに脱出すると更に高いボーナスが得られる。
部屋から脱出後にエレベーターでの移動中、主人公のコミカルなアニメーションが流れる。
更に画面上部には、次のステージの攻略のヒントが表示される。
縦横無尽にベルトコンベヤが設置されていたり、一つ目の奇怪な生物が居たり、
至る所に地雷が仕掛けられていて矢印の指示に従って出口に向かうなど、各ステージは多彩な仕掛けがある。

地下33階の中央にある「トップシークレット」を回収後、これまでのステージを逆の順で攻略して地上へ向かう。
地上への脱出に成功するとエンディングとなる。


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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