1983年にATARIから登場した1画面固定式アクション(ドットイート)ゲーム。 
この作品は、アーケードのアクションゲームとしては初めてエンディングが設けられたゲームとされる。 
筐体の中央にはトラックボールと、その左右にジャンプボタンが配置されている。 
画面はやや斜め視点の立体的なグラフィックとなっている。 
4つの城がある9つのレベルと、1つの城のみのレベル10で構成されている。 
各城には迷路の特徴などを表すタイトルが付いている。全37面。 
プレイヤーは主人公「ベンチュリーベア」を操作し、立体的に描かれた城の中にある宝石(ドット)を集めながら宝石を狙う敵を避けていく。 
迷路状の城内には階段やエレベーター・トンネルなどがあり、上手く利用すれば敵を避けたりショートカットが可能。 
敵は主人公を追跡したり、一定のルートを歩いていたり、宝石を食べてしまう敵もいる。 
ジャンプボタンで追い払う事も出来るが、一部の敵は触れるとミスとなる。 
画面には制限時間の表示は無いが、ある程度の時間が経つとハチの大群(無敵)が現れ、主人公を執拗に追跡する。 
最後の宝石を取るとステージクリアと共にボーナスが得られるが、敵に宝石を食べさせてクリアするとボーナスは得られない。 
迷路のスタート時点では宝石は1ポイントで、ベンチュリーが宝石を集めるごとに1ポイント増える。 
各迷路にはアイテムが落ちている場合がある。マジックハット(三角形の帽子)はベンチュリーを一時的に無敵にする。 
更に各レベルの最後の迷路に登場する魔女「ベルチルダ」を退治する事が出来る。 
ハニーポットを拾うと、ハチの大群の出現を遅らせる事が出来る。 
城の中の宝石を全て集めると次の城に移動する。 
また、特定の場所でジャンプすると別の城へワープしたり、残機が1つ追加されるかスペシャルボーナスが得られる。 
レベル10「THE END」をクリアするとエンディングとなる。 
  
【参考資料】 
ウィキペディア英語版 
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games) 
 
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