ダンスエボリューションARCADE

実機について 2012年3月登場。
家庭用ゲーム機『XBOX360』で人気のダンスゲーム『ダンスエボリューション』を業務用に移植。
『XBOX360』専用周辺機器『KINECT(キネクト)』を搭載。
筐体上部のカメラセンサーでプレイヤーの位置を把握し、プレイ中のムービーに表示される指示に従って
手・足・全身を動かしてゲームを進める。
これまでのダンス系シリーズと異なり、パネルや筐体上部を覆う赤外線センサーなどを全く必要としない。

主なプレイヤー層として若い女性を対象としているためか、筐体は白一色の曲線を多用したデザイン。
筐体下部の両側には、スペースは小さいながらも荷物置き場が設置されている。
楽曲が追加されている以外は、基本的に家庭用とほぼ同じ内容。
ダンスダンスレボリューション』よりもパフォーマンス性が高いが、かなり広いスペースが必要なため、
設置される店舗は限られる。

2011年9月にロケテストされた『試作機』から、筐体の細部が変更されている。

代表曲…「女々しくて」-ゴールデンボンバー(版権曲)-

模型について 例に寄って、大阪でのロケテスト後に製作しました。
かなり大きな筐体ですが、ロケテスト版と通常版と外観の変更があった時の対策で2台製作。
お陰でプラ板の消費量がハンパ無いですが実際に変更があったので、この対策は正解だったみたいですね(笑)
『通常版』は『試作機』から全体の形こそ変化は無いものの、センサーユニット周囲にあるシルバーの装飾が無い、
スピーカーユニットのデザインやテンキーが1個に減っていたりと、意外と変更点が目に付きます。

筐体色ですが、元々カラフルな『ポップンシリーズ』等は例外として、ブラックを多用しているBEMANIシリーズの中で
ホワイト一色というのは珍しいパターンですね。
中央のコンソール部分は、良く似た形の『ギターフリークスXG』を参考に製作。
一番の特徴である筐体上部のカメラセンサーは、予め実物通りに塗装した2枚のプラ板を慎重に擦り合わせして取り付け。
自画自賛ですが、カメラセンサーの奥行感&リアル感はハンパ無いです♪
両側のスピーカーユニットが意外と厄介物で、こういう細長い形の物を形良く作るのは難しいんですが、
歪みも何とか補正が効く範囲内に収まりました。

スピーカーユニットに付いているPOPは、業務用の画像やパンフレットから適当に組み合わせたもの。
丸い模様は透明プラ板にフリーハンドで描きました。
筐体上部のタイトルロゴは、これまた透明プラ板にフリーハンドです。
ついでにプレイヤーの足元にある専用マットも、ウィンドゥズのペイントでの手描きですよ(笑)
完全にやっつけ仕事な出来栄えですが…

戯言 作者は『XBOX360』を持ってませんが、『ダンスエボリューション』自体は動画サイト等で知っていました。
業務用が出ると言う噂は2011年夏頃からツイッター等でチラチラと情報を掴んでいましたが、まさか本当に出すとは(笑)
横浜・福岡に続いて大阪でもロケテストがあったので取材に行ってきました。
他のBEMANIなら種類を問わず必ずプレイするんですが、今作は基本的に女性向けのダンスゲームだし、
大勢の観客の前では下手なダンスを披露するのも躊躇してしまい、筐体のスケッチを取って早々に帰宅しちゃいました。
…と言うワケで、今回は初プレイ無しで作品公開になってしまいましたが、日を改めてプレイしてみます。

姪っ子オススメの『女々しくて』はPVが楽しすぎるので、まずはコレを1曲目に踊ってみようかな(苦笑)


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