FIRE FOX

実機について

"Must Think in Russian!"

1983年、ATARIから登場したシューティングゲーム。
1982年にクリント・イーストウッド主演・監督で制作されたアメリカ映画「ファイヤーフォックス」をベースに、
当時の最新機器であるレーザーディスクを用いてゲーム化された。
ゲームも映画とほぼ同じ流れで、強奪した戦闘機「Mig-31ファイヤーフォックス」に乗り込み、
敵の追撃を交わしながら、ソビエト連邦の領内から脱出するのが目的である。
このゲームのために新たに撮影された空撮映像の他、映画の名シーンも登場する。

ファイヤーフォックスをイメージした黒いコクピット型筐体に、操縦桿が配置されている。
操縦桿にはミサイルやバルカン砲で攻撃するボタンが付いている。
スタート前にゲームの難易度を4種類から選択する。
難易度によってソ連領内からの脱出に必要な飛距離(マイル)が異なり、難易度が高いほど距離が長くなる。
ゲーム中の映像は自動的に流れており、操縦桿で画面内に表示される照準を操作する。
敵戦闘機やミサイルが照準に重なった時に、バルカン砲・ミサイル(弾数制限あり)で攻撃して破壊する。
燃料の設定もあり、飛行中は常に減っていくが、敵機を撃墜すると僅かに回復する。
敵機を撃墜しながら規定の距離を進むとステージクリアとなり、分岐点が現れる。
ルートは2つあり、地上付近を飛ぶか高高度を飛ぶかを操縦桿を上下に動かして選択する。
これを繰り返し、難易度に応じた飛距離に達するとエンディングとなる。
燃料が尽きて墜落するとゲームオーバー。


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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