インディ500(SEGA)

実機について 1995年にセガから登場。
ポリゴングラフィックを採用した、疑似3Dレースゲームである。
アメリカを代表するモータースポーツ「インディアナポリス500(INDY500)」をテーマとしており、
実際のレース主催者からの公認を受けて開発されている。

筐体はリアプロジェクター式16:9ワイド画面(39インチ)に、フォースフィールドバック付きのステアリング、
その右手側にシフトレバー、左手側にスタートボタンと視点切替ボタン(4段階)がある。
足元にはアクセル・ブレーキペダルがある。
メイン画面の中央上部に制限時間、左側には順位とラップタイム、右側にはコースマップと自車・他車の位置が表示される。
更にその下にタコメーターと速度計が表示される。
なお、この筐体ミニチュアはDX筐体をベースとしており、「デイトナUSA」や「セガラリー(対戦版)」等、
同社の汎用コクピット筐体に対応するバージョンも用意されている。

以下の3種類のコースから選択する。
コースの周回数は通常設定の他、店内イベント向けとして「ロング設定」にも切り替えが可能。
その場合はタイヤの消耗等が再現され、レース展開によってはピットインも考慮しなければならない。

  • 「インディ500」(4周・ロング20周)…実在のサーキットコース「インディアナポリス・モータースピードウェイ」がモチーフ。
    同社のレースゲーム「デイトナUSA」と同じく、オーバル(楕円形)コースになっている。初心者向け。
  • 「ハイランドレースウェイ」(3周・ロング17周)…アップダウンの激しい高速コース。中級者向け。
  • 「ベイサイドストリート」(3周・ロング15周)…タイトルの通り、湾岸地帯の公道コース。上級者向け。
コース選択後、トランスミッションを6速マニュアル若しくはオートマチックから選択する。
レースのオープニング後、実際と同様にローリングスタート形式でレースが開始される。
制限時間内までにコース内のチェックポイントを通過し、規定周回数を完走すればゴールとなる。

別館入り口に戻る