I,ROBOT

実機について 1983年にATARIから登場したアクションシューティングゲーム。
当時の最新CG技術である3Dポリゴンを、アーケードゲームとして世界で初めて取り入れた作品である。
筐体の中央に方向レバーと両側に攻撃ボタン、モニターのすぐ下部には視点切替ボタンがある。

ゲームモードは2種類あり、選択画面の左側に制限時間まで3Dポリゴンの描画を楽しむ「DOODLE CITY」モード、
同じく右側は本編となる「I,ROBOT」モードである。
プレイヤーはビッグブラザーに反抗する召使いロボットを操作する。
各レベル(ステージ)は、宇宙空間に浮かぶ立体的な構造物が舞台となっている。
構造物の赤い部分の上を歩くと青色に変わると同時に、ビッグブラザーのシールドにエネルギーを発射する。
視点切り替えは2種類あり、地形の全体を広く見渡せる頭上からの視点と、
高得点が得られるが視界が狭くなる地平線上の視点との選択が可能。
構造物の隙間は、任意の方向にレバー入力だけで飛び越える事が出来るが、
ビッグブラザーの目が開いている時にジャンプするとロボットが破壊されてしまう。
前方から迫る鳥型の敵をレーザーで攻撃しながら進み、全ての構造物の赤い部分を青くしてから、
構造物の突き当りの赤い部分に触れると、ビッグブラザーの目に向けて自動的にレーザーが発射され破壊する。
そのため、道を進む手順に僅かながらパズル性も加味されている。
一部のレベルでは、ロボットは迷路の中で宝石を集めてからビッグブラザーの目を破壊する。
レベルをクリアすると、地面が無い宇宙空間でのシューティングステージになる。
前方から迫る敵や小惑星を破壊して、構造物の上に着地すると新たなレベルが始まる。
全126レベル。

敵の攻撃を受けるとミスになる。全ての自機を失うとゲームオーバー。


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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