P-47―THE FREEDOM FIGHTER―

実機について 1988年、ジャレコから登場した横スクロール式シューティングゲームである。
ゲームの開発はNMK(日本マイコン開発)が担当している。
8方向レバー・2つのボタンで操作する。2人同時プレイ可能。

アメリカ空軍の戦闘機P-47サンダーボルトを操縦し、最新鋭兵器で武装したドイツ軍に立ち向かう。
8方向レバーで自機を操作し、機銃ボタンで弾を発射して敵を迎撃する。
機銃はパワーアップ出来ないが、時折現れる敵の小型ヘリを破壊すると4種類のサブウェポンアイテムを残す。
一定周期で変化するアイテムを好みのタイミングで取得してサブウェポンをパワーアップさせる。

  • [T]…「ターレット」レバーを入れた方向に弾を発射する。3段階に強化可能。
  • [M]…「ミサイル」前方にミサイルの束を発射する。3段階に強化可能。
  • [B]…「ボンバー」機首下から放物線を描いて落下する爆弾を投下する。
  • [E]…「エクスプローション」発射後、自機前方で破裂して強力な弾丸を撒き散らす。3段階に強化可能。
  • [S]…「スピードアップ」自機の速度が上昇する。最高10段階。
  • [1up]…自機が追加される。
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線・北アフリカ(エジプト)を主な舞台として、
各地に待ち構えているドイツ軍の最新秘密兵器を破壊する。
全8ステージ構成。最終ステージの巨大戦艦ビスマルクを破壊するとエンディングとなる。

1989年にエイコムにより家庭用ゲーム機「PCエンジン」に移植された。
ほぼアーケード版と同様のクオリティだが、2人同時プレイは不可となった。
ステージ1のボスが列車砲から巨大爆撃機に変更されたが、ステージ5にオリジナルのボスとして飛行船が登場する。
更に取得するとコンティニュー回数が増えるアイテムや、最終ステージクリア後のエンディングも追加されている。

1995年にジャレコから業務用続編となる「P-47 ACES」が登場。
前作のP-47を含めて4種類の戦闘機から選択可能になった。


【ポニー40】
ジャレコの汎用筐体「ポニー」シリーズの1機種。
42インチの3管式大型プロジェクションモニターが特徴。
人間工学に基づいたディスプレイ部分とオペレーション(座席・操作パネル)部分一体型の
1ピース設計により、楽な操作性と画面視線を実現した。
更に座席下にはスーパーウーファーを搭載しており、迫力ある重低音でゲームを盛り上げる。
筐体は分割可能な構造で、運搬や設置の負担も軽減されている。


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