レースオン!

実機について 1998年、ナムコから登場したレースゲーム。
筐体は2人分が1セットになっており、複数の筐体を接続する事により最大8人まで同時対戦が可能。
同社初の顔取り込みシステムを採用しており、モニター上部には専用カメラ「NamCam」が搭載されている。
このシステムは「ガンメンウォーズ」や「マリオカートアーケード」など、同社の対戦型ゲームにも採用された。
筐体デザインも「リッジレーサーVアーケードバトル」等、後の対戦型ドライブゲームに継承されている。
ゲーム中のスポンサーとして、ヨコハマタイヤ(ADVAN)とタイアップしており、看板や車のボディにロゴマークが表示されている。

プレイ前に指示に沿って、専用カメラで自分の顔を撮影してゲーム内に登録する。
撮影した自分の顔は画面の右下に、対戦相手の顔もレース中に相手車の側に表示される。
コースは「マウンテンコース」「テーマパークコース」「シーサイドコース」から、任意に選択する。
ガードレールや壁が無い場所があったり、ジャンプ台が設置されていたり、バラエティに富んだコースになっている。
足元のアクセルペダルとブレーキで加減速、ハンドルで自分の車を操作する。
更にハンドルには「新型ステアリング反力機構」を搭載しており、コースの壁や相手車との衝突時の衝撃を、
ハンドルを介してダイレクトに体感出来る。
一般的なドライブゲームに装備されているシフトレバーも無く、車は衝突しても殆ど減速しないため、
大胆に相手にぶつけて邪魔をしながらレースを有利に進めていく。
制限時間内までにコースを決められた周回数を走行し、最終的に1位にゴールしたドライバーが優勝となる。

【関連項目】
・マリオカートアーケード
・ガンメンウォーズ


【参考資料】

バンダイナムコゲームス・アーカイブサイト
「ナムコ知新-第5回-ドライブゲーム編」(https://bandainamcoent.co.jp/corporate/bnours/nours/vol27/pdf/27_10-11.pdf)


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