サッカー(タイトー)

実機について

1973年、タイトーから登場。
同社はATARIの｢ポン｣の亜流｢エレポン｣を製作販売しており、これはほぼ同時期に登場した派生系の1つ。

｢プロホッケー｣と同じく2人対戦用。フォワード(前衛)と画面端のゴールキーパーと、
2つ配置されたパドルを1つのダイヤルで操作する。パドルは上下以外に動かす事が出来ない。
ルール的には｢ポン｣系統と同様で、画面に表示されている長方形のパドルを操作して相手にボールを打ち返す。
ボールをパドルで打った(蹴った)場所に応じて球速や方向が変わる等、当時としてはリアルな設定が導入されている。
相手陣地(画面端)にボールを入れると1点加算。最終的に11点、若しくは15点先取したプレイヤーが勝利となる。
(点数は店側の設定で変更可能)

戯言

日本のゲーム業界の老舗中の老舗であるタイトーが黎明期の頃、業界へ参入したゲーム機の一つ。
｢エレポン｣をベースとしたスタンダード筐体もありますが、作例ではデラックス筐体をチョイスしてみました。
曲線を多用した未来的なデザインで、現在の視点で見てもカッコ良いと思いますが、筐体サイドに木目パネルが…
どうしても家具調から脱却出来なかったようです(笑)

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