TOUCH ME

実機について 1974年にATARIから登場したパズルアクションゲームである。
最大4人で交代プレイが可能。

アタリでは珍しい、モニター画面を用いないアーケードゲームである。
コントロールパネルには、左からイエロー・オレンジ・レッド・グリーンの色が付いた4つのボタンがある。
ボタンの周囲にはランプが仕組まれており、押すボタンを光と音で指示する様になっている。
スタートすると4つのボタンの内の1つがランダムに光る。
プレイヤーは光ったボタンを覚えて、光った色と同じボタンを押す。
正解すると続いて1手目から2手目と押すボタンが連続で光る。
一例として、最初に1手目の手本としてレッドが光り、手本通りにレッドボタンを押すと正解する。
続いて一手目のレッドを含めて二手目にグリーンが連続で光る。
プレイヤーはこの順番を記憶して、指示通りにレッド→グリーンを順番に押す。
正解すると今度は、レッド→グリーン→イエローの順番に光る。
プレイヤーはこの順番を記憶して、指示通りにレッド→グリーン→イエローを順番に押す。
後はこの繰り返しで、ゲームが進むと更に押すボタンが次々と増えていく。
押し間違えるとミスとなり、ミスしたパターンから再開する。
3回間違えるとゲームオーバーとなる。

当時あまり注目されなかったが、世界初の家庭用ゲーム機「オデッセイ」の開発者であるラルフ・ベアは、
この作品を元にして携帯ゲーム機「サイモン」を、1978年に開発・発売して大ヒットとなった。
同年、アタリからも「Touch Me」の携帯ゲーム版が登場している。


【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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