ターボ

実機について 1981年、セガから登場した2Dドライブゲーム。

1979年に同社から発売された「モナコGP」と同じく、筐体にはハンドルとシフトレバー、足元にアクセルペダルがあり、
スコア・制限時間の表示も筐体パネルに内蔵されている。
画面も「モナコGP」の様に真上から道路を見下ろした視点ではなく、斜め上からの俯瞰視点になっており、
疑似3Dのような奥行きを感じられる凝ったグラフィックになっている。

筐体にはハンドルとアクセルペダル、2速式シフトレバーが装備されている。
この時代の多くのレースゲームと同様にブレーキペダルは無い。
所定の料金を投入すると、画面中央に赤いマイカーが現れる。
シフトレバーをLOWギアからHIギアに切り替えるとマイカーが加速し、画面奥に進むことが出来る。
画面上部から現れる他車に衝突しないように、ハンドル操作で他車を交わしながら走破する。
画面上部には制限時間と順位を現すゲージが表示されており、他車を追い抜くと左からゲージが1個点灯し、
制限時間内までにゲージが緑色(5位内)に入っていれば、制限時間が回復すると同時に残機制に移行しゲームが続行する。
コースは夜の街並みや吊り橋・トンネル・ハンドル操作が難しい雪道など、風景も目まぐるしく変わる。
更に高低差が変わる地点があったり、カーブの内側に壁が迫ってくる等、
「モナコGP」には見られなかった斬新な演出も採用されている。
他車やコース外の壁・フェンスに衝突するとマイカーがスピンし、再び加速してレースに復帰する。
制限時間・残機が無くなるとゲームオーバー。

【関連項目】

  • ズーム909(1982年)…セガから登場した、同社初の疑似3Dシューティングゲーム。

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