デンジャーゾーン

実機について

国境地帯の前線基地は、緊迫した空気に包まれていた。
突然、敵の空軍部隊の接近をレーダーがとらえ、非常迎撃指令が下された。
キミはツインアクションハンドルをつかみ、連射対空ガンと赤外線誘導ミサイルを敵機めがけて乱射する。
はたして、敵の波状攻撃から、前線防衛基地を守り抜けるだろうか。


1987年、セガから登場した疑似3D式シューティングゲームである。
開発はアメリカのコンピューター企業、シネマトロニクス社が担当している。

ロボットを思わせる特徴的なデザインの筐体には、モニターにツインハンドルが直付けされており、
プレイヤーの動きによって左右に旋回し、更に上下にも傾く。
ツインハンドルに付属する2つのボタンは、連射対空ガンと赤外線誘導ミサイルの発射ボタンである。
メイン画面の下には敵の接近を探知するレーダーと、自軍の防衛基地がダメージを受けた事を示す
ダメージコントロールライトが表示されている。緑→黄→赤の順に危険度が高くなり、
ライトが赤の状態で更にダメージを受けると、最終的に核ミサイルが飛来する。
ヘリコプター・戦闘機・爆撃機など、前方から迫りくる様々な敵の波状攻撃を、2種類の武器を使い分けて撃墜する。
当時の一般的なガンシューティングゲームの様に、敵の攻撃を見逃すと防衛基地がダメージを受けてしまう。
総勢30機の敵を撃墜するとステージクリア。
ダメージの許容範囲を越えて、防衛基地が破壊されるとゲームオーバーとなる。


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