グランプリ(SEGA)

実機について 1969年にセガから登場したドライブゲームである。
ビデオゲームではなく、模型やフィルム等を使用する「エレメカ」と呼ばれるジャンルである。

この前年に発売された、関西精機製作所の「インディ500」とほぼ同じ構造で、
背景・コース・プレイヤーの車・ライバル車等が描かれたフィルム映像を、幻灯機で投影して画面に合成する。
筐体右下のアクセルペダルで加速、ハンドルで自分の車を操作する。
コースにはライバルカーも走行しており、コース外やライバルカーに接触すると暫く操作不能になる。
接触と同時にハンドルが激しく振動するようになっており、当時としては珍しい機構が備わっていた。
制限時間内までに10周すると、もう一度プレイ出来る。

【関連項目】

  • グランプリ(ナムコ)…1968年にナムコから発売された、ほぼ同じ内容のドライブゲーム。
    名前もセガと同じであるが、関連は不明。
  • レーサー…上記「グランプリ(ナムコ)」の改良型として、1970年にナムコが発売したドライブゲーム。

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