<坂根の登山口より>
水道工事で通行止めの事前情報も通行可と言うことで9時に待ち合わせも、雪道と工事車両との離合となど
さらに岩交じりの急な雪道を登る、平らな行者堂跡を過ぎなおも急登すると出雲岩(上左)に着く(10:25)。
大きな岩の隙間を行くのですが、太めの人や荷物の大きい人は別の巻き道をを行きます。途中で詰まると進退
私の初登頂を祝って1本の缶ビールを二人で分けてささやかに乾杯。下り坂の天気予報も何とか持ちこたえて
南の方に夢前町神種(コノクサ)の明神山を望む(上左)。真下に小さく見える賀野(カヤ)神社(上右 赤枠内)。
頂上より北方の三角点の雪彦山方面(上左)。頂上の降り口(上右)。左、出雲岩。右、地蔵岳、虹が滝方面。
頂上より虹ガ滝方面に向かう。頂上の北側に入ると俄然積雪量が多くなる。いきなり急な岩場の下降が続き
山は登りより降りの方が難しいのがよく分かる。更に鎖場の下降やロープでの岩場のトラバースで緊張が続く。
初めてならば賀野神社も見ておいたらと言ってくれたので舗装道路を歩いて賀野神社に行く(上 13:07)。
で10分ほど遅れる。今回誘って頂いた方は家内の親戚で当町出身のヒマラヤ8000m峰の登頂者で心強いです。
登山口発(9:20)。いきなり急登が続く。昨日降った雪を踏んで、足跡は我々のものだけ。傾斜が緩んだら展望岩
に着く(上右)。初めて見る雪をまとった岩峰の迫力に圧倒される。やはり人気の高い山であることがわかる。
同行者の姿と比較しても圧倒的なスケールで頭上にオーバーハングした岩は威圧感がある。残置ボルトや
アブミもぶら下がっている。出雲岩を廻り込むようにして木の根っ子掴んで急登すると出雲岩の上あたりに
出る。これが覗き岩か。足元がスッパリと切れ落ちていてすごい高度感で足がすくむ。この先を進むと鎖場
が2ヶ所ほどあり(上中・上右)。雪に隠れた足場を慎重に確かめながら登るとセリ岩に着く(下左 10:40)。
に苦労すると思います。出口のところでひともがきして雪まみれになって無事に通過する。このあとさらに馬の背
と呼ばれる尾根を登り、岩場(上右)などを越していくと雪彦山洞ガ岳の主峰大天井岳に登りつく(下左 11:08)。
くれていて風もなくときおり薄日もさす。真下の谷間に見える坂根集落の向うに七種山などを望む(上右)。
緊張する。標識もありテープも多く巻かれているがルートが雪に覆われ判然としないところを同行者が的確に
導いてくれるのがありがたい。天狗岩、下山道分岐(上左)過ぎ。積雪できびしいくなった岩場を鎖やロープ
を頼りに下降して行くと地蔵岳の岩峰が圧倒的に聳えているのが見えてくる(上右)。
やがて沢音が大きく聞こえてきたら虹ガ滝に出る(上左 12:37 写真は右側の滝)。滝の下の沢を渡って少し
登るとベンチのある休憩所があり雪彦の岩峰を撮るポイントみたいで1枚撮る(上右)。予報どおり雪が降って
きてきれいに写らなかった。雪彦らしさもここまででここからは普通の山になり緊張も解ける。
神社の建築は精巧で彫り物も素晴しく。農耕牧畜の神社として信仰を集めているらしい。ここで昼食とする。
食後、車道を歩き、途中から遊歩道を歩いたりして登山口の車に到着(14:00)。雪は本降りになってきた。