"大切な命のために突っ走れ!!"
1999年、セガから登場した疑似3Dドライブゲーム。
同社が推進していた「職業ゲームシリーズ(職ゲー)」の一種である。
同社の汎用型コクピット筐体に、ステアリングホイールとその隣にシフトレバー、
足元にアクセルペダルとブレーキペダルが装備されている。
プレイヤーは救急隊のドライバーとなり、交通事故やホテル火災・墜落事故など
様々な事故に巻き込まれた重傷患者を、救急車を運転して患者を速やかに病院へ搬送しなければならない。
ゲームの舞台はアメリカ・シカゴ市内をモデルとしている。全4ステージ。
ステージが始まると事故の状況説明と、負傷者の救助活動が動画で表示される。
患者が救急車に収容されるとステージ開始となり、病院までの道順を矢印で表示するナビゲーションに従いながら、
道沿いの建物や街灯・信号柱、走行中の他車に接触しない様に病院を目指す。
画面右上に車内の患者の様子、画面左上には患者の体力(ヘルスポイント)が表示されている。
これが実質的な制限時間になっており、搬送中も刻一刻と減少していく。
更に搬送中に建物や他車に接触すると車内の患者もダメージを受けてしまい、ヘルスポイントが大幅に減少する。
病院到着までにヘルスポイントを失うと患者が死亡しゲームオーバーとなる。
全4ステージを全てクリアするとエンディングとなり、無事に回復した患者達が登場して祝福してくれる。
【関連項目】
セガ「職業ゲームシリーズ(職ゲー)」
- 消防士ーBRAVE FIRE FIGHTERSー(1999年)…「救急車」の姉妹作。消防士となり消火活動をこなす。
- エアラインパイロッツ(1999年)…旅客機のパイロットなり飛行機を操縦する。3画面筐体でリアルな操縦が楽しめる。
- クレイジータクシー(1999年)…タクシードライバーとなって乗客を目的地に運ぶのだが、その内容はハチャメチャである(笑)
- 東京バス案内(2000年)…東京都営バスを運転するドライブゲーム。厳密には「職ゲーシリーズ」ではない。
|