バッドランズ

実機について 1984年にコナミから登場。
当時のゲーム業界で、ニューメディアとして注目されていたレーザーディスクを用いたアクションゲームである。
他社のレーザーディスクゲームと同様に、スムーズなアニメーションで展開する。
舞台は開拓時代のアメリカ西部。
妻と子供を殺害された一人のガンマンが、家族の仇である凶暴なギャング団「ランドルフ一家」を追う。
敵のガンマンや野生動物の他、西部劇がモチーフなのに何故か様々な怪物も出現する。

筐体のコンパネには、敵を銃撃するための「FIRE」ボタン、その左に「START」ボタン、
右にはオープニングシーンをキャンセルするための「PASS」ボタンがある。
他社の作品と異なり、ゲーム画面にはレバーやボタン入力の指示は全く無く、
敵が攻撃する寸前や危機を察知する場面を見て、自分の判断で「FIRE」ボタンを押して対応する。
ボタン操作が遅れたり早過ぎるとミスとなり、ガンマンの残り人数(初期設定は3)が1つ減ってしまう。
ガンマンの残り人数が全て無くなるとゲームオーバー。
ボタンの入力判定が非常に厳しく、当時はかなり難易度が高いとされた。

全10ステージ構成。
各ステージにはランドルフの配下のギャングが登場し、彼らを倒すとステージクリア。
総勢10名の「ランドルフ一家」には賞金が掛けられており、倒すと大幅にスコアが増える。
最終ステージのランドルフを倒すとエンディングとなる。


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