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オフローダーなら誰もが夢見る世界最大のサバイバルラリーがスタートした。 
フランスのパリからセネガルのダカール海岸まで、 
灼熱の砂漠、ガレ場の岩石山岳地帯、豪快な激流突破と 
次々と展開する過酷な大自然を走破して、栄光のゴールを目指せ! 
  
1989年、ジャレコから登場したレースゲーム。 
ラリーカーを模した大型筐体を採用しており、ゲームの展開に合わせて筐体が大きく可動する。 
(ミニチュア作品は非可動バージョン) 
通信機能も搭載されており、同社の汎用筐体「ポニー」タイプであれば最大4人対戦も可能。 
コクピット型の筐体にはステアリングホイールと足元にアクセル・ブレーキペダル、座席の左側にシフトレバーと、 
一般的なドライブゲームとほぼ同様の構成であるが、ステアリングには車の挙動を再現するフィードバック機能が搭載されている。 
更にプレイ中にステアリングホイールの中心を押すとクラクションが鳴り、前方のライバルカーを退かせる事が出来る。 
画面は車を背後から見た疑似3D式だが、当時注目されていたポリゴンではなく通常のドットグラフィックである。 
チュニスからスタートしてチュニジアに到着すると、ココからスペシャルステージ(SS)となり、 
ガレ場の岩石山岳地帯や果てしない砂漠を走り、流木が流れてくる河川地帯や急カーブが連続する過酷なコースを乗り越えて、 
制限時間内までに以下のSSに設置されたチェックポイントや各都市のゴールを目指す。 
SS1「ツム」(リビア)→SS2「アガデス」(ニジェール)→SS3「バマコ」(マリ)→SS4「サン=ルイ」(セネガル)→VR「ダカール」(セネガル) 
各SSの中間にはチェックポイントがあり、通過すると制限時間が追加される。 
サン=ルイからダカールが「ビクトリーラン」となり、チェックポイントが無くひたすらダカールを目指す。 
上位でダカールに到着するとエンディングとなる。 
 
1991年、家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」向けに移植された。 
スポンサーと契約してレース資金を調達し、車体やパーツの購入・スタッフの雇用などを行いレースに参加する。 
更に車両にダメージの概念が取り入れられており、事前に計画して交換用パーツを用意しなければ大きなタイムロスになる。 
SSもアーケード版から変更・追加されている等、ゲームを長く楽しめる様にアレンジされている。 
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