シティ(汎用筐体)

実機について 1986年、セガ・エンタープライゼスから登場した汎用筐体である。

アップライト筐体とテーブル筐体の中間、いわゆる「ミディ筐体」と呼ばれる形態で最も初期にあたる。
同社のアクションゲーム「ダンプ松本」と同時に発売された。
JAMMA規格が普及するにつれて専用筐体を必要とせず、基板を交換・初期設定するだけで遊ぶ事が可能。
画面モニターを上に向けて傾ける構造によって、従来の筐体よりもコンパクトになり
小規模の店舗でも複数設置出来る様になった。
椅子に座ったままで遊べるため、アップライト筐体の様に長時間プレイでも疲れず、
テーブル筐体では対策が難しい天井の照明の映り込みも殆ど気にならない。
後に他社も同様のタイプの汎用筐体を発売し、全国にミディ筐体が普及する先駆けとなった。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


別館入り口に戻る