1976年、ATARIから登場したインスタント撮影システムの一種である。 
長方形の筐体の端の面に照明用の電球とカメラ、撮影される人が自分の表情やポーズを 
確認するための12インチモニターが付属する。 
このモニターは鏡写しで表示される様に設定されている。 
撮影される人の背後には反射板が置かれ、カメラの前に立って撮影する。 
筐体側面にはオペレーターが操作するスイッチ類と小型モニター、その下にプリンターが配置されている。 
オペレーターは撮影される人と会話しながら、好みのポーズや画像の質感を決定していく。 
モニターを確認して画像のコントラストや明るさの調整を行い、準備が整えば撮影ボタンを押して撮影する。 
撮影後にプリントボタンを押すと、撮影した人の顔を文字・記号の組み合わせ(アスキーアート)で 
表現した画像がプリント用紙(約35cm×約28cm)に印刷される。 
基本的に白黒で印刷されるが、あらかじめ着色されたプリント用紙や 
インクリボンの組み合わせで様々な色で印刷が可能。 
一人だけの撮影の他、二人以上での撮影にも対応する。 
 
(※…実際に販売されたかは不明) 
  
【参考資料】 
ウィキペディア英語版 
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games) 
 
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