クレイジータクシー

実機について 1999年、セガ・エンタープライゼスから登場。
当時、ゲーム業界でブームとなっていた「乗り物ゲーム」や「職業ゲーム」の一つである。
開発は同社のAM3研。
ドライブゲームではあるがコクピット型筐体では無く、同社のアップライト型汎用筐体「ネットシティ」に、
ステアリングホイールやシフトレバーなどのオプション部品を装着する。

プレイヤーはタクシーを運転して街中で客を乗せて、制限時間内までに客の行き先に到着する事が目的である。
車種が異なるタクシードライバー4人から選択し、サンフランシスコをモチーフとした街中を縦横無尽に走る。
ステアリングホイールと足元のアクセル・ブレーキペダルで車を操作。
シフトレバーは奥に倒すと通常走行、手前に倒すとバックする。

  • クレイジーダッシュ…自車を急加速させる。最も初歩的なテクニック。
  • クレイジードリフト…自車をドリフトさせる。ダッシュと同様に初歩的なテクニック。
  • クレイジーバックドリフト…ドリフトした直後に車を180度回転させ、そのままバック走行する。
  • クレイジーバックダッシュ…自車を急加速でバックさせる。
目的地に行くためならどこを走っても良く、公園や砂浜を横切ったり、わざと崖から転落して近道したり、
鉄道の線路や地下鉄のトンネル内までも突っ走る事が出来る。
一般道路を走る他車を弾き飛ばしたり、道路上の構築物や歩行者に衝突しそうになっても特にペナルティは無い。
更に客を乗せたままドリフトでカーブを通過、フルスピードで坂をジャンプしたり、
他車とギリギリの間隔で擦れ違うなど、様々なハイテクニックで客を満足させるとチップ(得点)を弾んでもらえる。
ミスせずに華麗な運転を続けると更にチップの倍率が上がる。
目的地に早く到着すると僅かに制限時間が回復する。

【関連項目】

  • スリルドライブ…コナミから登場したドライブアクションゲーム。
    無謀運転や交通事故をテーマとした、一風変わったドライブゲーム。
  • スタントタイフーン…タイトーから登場したドライブアクションゲーム。
    アクション映画撮影のために危険なシチュエーションのドライブに挑む。

【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


ワイルドライダーズ

実機について 2001年、セガ・エンタープライゼスから登場したバイクアクションゲーム。
「クレイジータクシー」と同様に、同社のアップライト型汎用筐体「ネットシティ」に、
バイクのハンドルなどのオプション部品を装着する。

暴走族のリーダーが警察の追跡を逃れながら目的地を目指す。
男女2人の主人公から選択してスタートする。
操作は独特で、走行中にハンドルを引くとジャンプし、逆に押し込むとバイクが横滑り(スライド)する。
これらのテクニックを駆使しながら警察の封鎖を突破していく。
道中の障害物を破壊すると高得点となる。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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