実機について |
―新たな世界。受け継がれる
崩壊から再び復活した世界
未曽有の大災害により死滅したと思われた人類だったが、「Cytus」に保存された記憶とOperatorsにより復活を遂げる。
記憶の貯蔵庫である「Cytus」は、今では限られたものだけがアクセスできる最重要機密として扱われていた。
ある日、主人公はポッドの中で目覚める。
主人公は「Cytus」にアクセスし、様々な音楽に触れることで自身の記憶を見つけ出していく。 2016年7月末にカプコンから登場した音楽ゲーム。 元々は、台湾のゲームメーカー「Rayark」が開発・販売しているスマートフォンアプリ「Cytus」がベースである。 セガのゲームデータ管理サービス「Aime」に対応。 Aimeカード・バナパスカード、若しくは対応する携帯電話を登録すれば、オプション設定やクリア状況などを保存することが可能。 筐体の外観は2015年に発表された試作機(下記参照)とは大幅に異なり、立体音響を全面に押し出した独特のデザインを採用。 試作機上部に付属していたサブモニターは廃止されている。 プレイヤーの背後のシェル部分の両側に2対のリアスピーカーが設置されており、これにより5.1chによる立体音響が楽しめる。
タッチパネル式ワイドモニターに直接触れて操作する。
【クリック】…基本的なノーツ。ラインと重なった時に指で触れて消していく。
ロケテストが数回行われたが、2018年3月30日をもって正式に開発中止が発表された。 【参考資料】 カプコン「Cytus Ω」公式サイト
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作品について&戯言 |
通常型も試作機も、実機の情報が手に入り易くなった2016年春頃から制作を開始しました。 試作機は「crossbeats REV」の筐体下部が共通しているので、そんなに難しくなかったんですが、 問題は通常型筐体でした。 メインの筐体は試作機より簡単でしたが、このゲームの売りの一つ、立体音響の要の部分に当たる外殻の再現に悩みました。 このタマゴ型の外殻をプラ板から作ろうとすれば、自分でヒートプレス(※)して作るしかないんですが、 (※ヒートプレス…軽く熱して柔らかくなったプラ板を、素早く任意の型に押し付けて成形する手法。) 当ミニチュア作品は出来る限り、費用も手間も掛けずに制作するのがモットーです。 制作当初は、ままごとに使うおもちゃのタマゴを使う事を考えていました。 しかし、ネットで検索しても発見出来ず… 模型店以外にロフトやハンズ、手芸店やら100円ショップ等、使える材料を探して様々な店を訪ね歩きました。 そして、近所の100円ショップで偶然発見したのがタマゴ型マラカス。(2個入り100円) 材質はプラスチックで大きさも申し分なく、内部も空洞なものの、プラの厚みがあって更に着色されているため、 実機のような透明感は殆どありませんが、未経験のヒートプレスで失敗してプラ板を無駄にするよりはマシなので1袋を即購入。 タマゴ型マラカスから一部分を余裕を持ってカットして、後は慎重にカッターナイフとヤスリで必要な大きさに成形。 スーパーホワイトでの塗装と、細目のサンドペーパーで研磨を繰り返して完成。 余談ですが、このタマゴ型マラカスは意外と使い道がありそうで、1/24のエッグチェアなんかも作れそうです。 中身のツブツブも、アーケード筐体のレバーの頭としてピッタリの大きさで無駄になりません。 やっぱり、たまに外へ出掛けないとゲームや模型ばかりやってても視野が狭くなりますよ(笑)
…ミニチュア作って記事を書いて、いつでも公開出来る様に準備して1年半。
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実機について |
台湾のゲームメーカー「Rayark」が開発・販売しているスマートフォンアプリ「Cytus」をベースとして、 2015年2月、カプコンから登場した試作の音楽ゲーム。 筐体の外観は同時期に開発されていた「crossbeats REV」と、一部分が共通する。 タッチパネル式のメインモニターの他、筐体上部には別のモニターも装備され、背後に並ぶ見学者も映像を楽しめる。 アーケードゲームの展示会「JAEPO 2015」にて公開された。 |