ダブルブロック

実機について 1979年にセガから登場
当時ブームとなっていた「ブロックくずし」系のビデオゲームである。

ブロック崩しとしては珍しく、2人対戦プレイが前提のゲームシステムになっている。
1人プレイはコンピューターが対戦相手となる。
画面は上下対称になっており、ブロックの列を挟む様に赤と青の長方形のラケットが2つずつ配置されている。
自分の陣地から画面を見るとブロックの下側のラケットが相手、ブロックの上側のラケットは自分である。
2つのラケットは1個のダイヤルを回すと同方向に移動する。
プレイヤーは赤か青、自分のラケットをダイヤルで操作してボールを打ち返して相手のブロックを破壊する。
逆に相手は自分のブロックが破壊されない様にボールを打ち返す。
ブロックは列の色に従って点数が設定されており、相手のブロックを破壊すると自分のスコアに加算される。
画面の一番上(下)には長い壁が引かれており、ブロックの列の外にボールが逃げても弾き返す。
しかし、一定のスコアに達すると壁に隙間が空いてくる。この壁の隙間からボールが画面外へ逃げると
ゲームオーバーになってしまう。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


ビデオハスラー

実機について 1981年にセガから登場。ビリヤードをテーマとしたビデオゲームである。
開発はコナミ工業(現・コナミアミューズメント)。

基本的に2人対戦であるが、1人プレイはコンピューターが対戦相手となる。
一般的なビリヤード(ナインボール)に準じたルールであるが、実際にポケットに落とすボールは6つのみである。
レバーでカーソルを動かして白球を打つ方向を決める。
画面下には「スピードゲージ」があり、白球を打つ強さが3段階に伸縮している。
スピードゲージを見極めながら、タイミング良くシュートボタンを押して白球を打つ。
白球を打つと画面下に表示されている「REST」の数が1つ減少する。
3パターンまで白球1個につき3回打つ事が出来るが、3回以内で色球をポケットに落とすと
再度「REST」が3回分回復する。
4パターン以後は白球1個につき2回しか打つ事が出来なくなる。
2回以内で色球をポケットに落とすと、再度「REST」が2回分回復する。
1回のシュートで2個以上の色球を落とすとスコアに倍率が掛かる。
1度もミスをせずに6回以内のシュートで6個全てのボールを落とすとパーフェクトボーナスが得られる。
スコアの算出は、色球の番号×ポケットのRATEXパターン数×10となる。
10000点を超えると白球が1個追加される。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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