ザ・ファースト・ファンキー・ファイター

実機について

――痛快!爽快!――

襲い掛かるワニやサメを撃ち倒し、急げランディ!
愛するクリスを助けるために!!


1993年、タイトーから登場。制作は中日本リース(DYNAX)・イーストテクノロジーが担当している。
もぐら叩き系エレメカとビデオゲームを融合させたアクションゲームである。
凶暴な怪物に攫われた彼女を救うべく、己の拳だけで怪物たちと戦うという設定となっている。
筐体の天板部分には入力装置として9個の大きなボタンが配列されている。
画面に表示されるグラフィックのエリアが9つのボタンに対応しており、
敵が出現した瞬間に対応するエリアのボタンを素早く叩いて敵を倒す。
画面上部にはプレイ中のスコアと殴った数、制限時間ゲージ、チャレンジポイント(クリアに必要なスコア)等が表示される。
全4ステージ構成。ステージ1・3の敵はワニ、ステージ2・4の敵はサメが登場する。
殆どの敵は1発で倒せるが、画面中を動き回ったり、複数回殴らなければ倒せない敵も登場する。
プレイ中に出現する「BOMB」と描かれた箱やドラム缶を叩くと、大爆発を起こして画面の敵全てにダメージを与える。
制限時間ゲージが中間地点に来ると中ボスが現れる。制限時間までに規定数のダメージを与えなければゲームオーバーとなる。
中ボス突破後は再び通常の敵との戦いとなる。制限時間ゲージが右端まで到達するとステージボスとの一騎打ちとなる。
ボスを倒した後、各ステージに設定されたチャレンジポイントに到達していればステージクリアとなる。
更に2・4ステージクリア後に積み上げた岩板を破壊するボーナスステージがプレイ出来る。
4つのステージをクリアするとエンディングとなる。

筐体は通信機能が搭載されており、2台接続すれば2人対戦が可能。
但し、筐体1台のみでも2人対戦が可能である。
その場合はゲームの進行も若干変わり、敵の種類(ワニ・サメ)と強さレベル(3段階)から選択する。
このモードは途中ゲームオーバーが無く、必ず1ステージ・ボーナスステージまでプレイ出来る。
1プレイヤーが通常のステージからボスまで一通りプレイした後、2プレイヤーと交代して同様にプレイする。
2プレイヤーの終了後にボーナスステージが開始される。
ボーナスステージ終了後に互いのプレイ結果が表示され、勝敗が決定する。
通常の筐体と別に、1台に2人分の入力装置を備えた対戦専用筐体も用意されている。

【関連項目】

  • タタコット(1995年)…セガから登場したもぐら叩き系アクションゲーム。上記「ザ・ファースト・ファンキー・ファイター」と同様の
    エレメカとビデオゲームの融合的なゲームだが、こちらは強化ガラス製のタッチパネルを付属のハンマーで叩く。

別館入り口に戻る