ファンキューブ

実機について 2000年12月、ナムコから登場。
様々なミニゲームで、低年齢層でも手軽に遊べるメダルゲームである。

幅60cm程のコンパクトな筐体に搭載されたタッチパネル式モニターに、直接指で触れてプレイする。
ミニゲームは3種類搭載されており、モニター右側にある選択ボタンで好みのゲームを選ぶ。
ゲーム選択後、メダルを投入してタッチパネルに触れるとスタートする。
ミニゲーム(第一弾)は以下の通り。

【Whose Foot?】
動物カードと足跡カードを組み合わせる、絵合わせカードゲーム。
9つのマスには様々な動物と足跡が表示されている。プレイヤーは配られた動物カードと足跡カードを駆使して、
マスに表示された動物か足跡を、自分のカードで縦・横に一つ以上繋いで消す。
必ず動物と足跡の組み合わせでなければならない。一度に消したカードが多いほど配当が高くなる。
全てのカードを出し切るか、消せずに手詰まりになるとゲーム終了。配当が清算され、メダルが払い出される。

【ネコドコ?】
49個のドアの中から、隠れている4匹の猫を探し当てる。
ドアは予め与えられたカギの個数分しか開けられない。但し、猫を発見した場合はカギの数が減らない。
猫が居ないドアを開けると、猫の足跡が表示される事がある。
この足跡が猫の居るドアのヒントになっており、その足跡の数(1〜4個)だけ進んだ先のドアの中に猫が居る。
ドアを開けるとアイテムが出る事があり、カギの数が回復したり、猫の居るドアの場所が分かる。
ヒントを駆使し、早く探すほど高配当が得られる。

【カラービンゴ】
画面下のスタートボタンに触れると自動的にメダルが1枚BETされ、中央4枚のパネルが開く。
好みのパネルに触れると更にメダルが1枚BETされ、6×6に配置された36個のスロットリールが一斉に回転する。
画面下のストップボタンを押してリールの回転を止める。
一般的なビンゴゲームの様に縦・横・斜めのラインに、同じ色のパネルが3つ以上並ぶと配当が得られる。
色に関係無く、開いたパネルが3つ以上の辺で作られたボックスでも配当が得られる。
リールに「ドクロパネル」が表示されると蓄積していたメダルを全て失い、ゲームオーバーとなってしまう。
ゲーム中に画面下の「TAKE SCORE」ボタンに触れると、獲得したメダルを払い出す。

基板交換だけで簡単にバージョンアップ可能で、2002年12月に登場した「ファンキューブ5」までシリーズが続いた。
個人運営のゲームセンターやスーパーマーケットのゲームコーナーなど、省スペースを生かした運営を考慮した筐体であるが、
ゲームを更に盛り上げるための周辺機器として「ジャックポットリンクシステム」にも対応。
この機器を経由すれば、最大8台まで同時接続が可能となる。


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