実機について |
これは、人類が太陽系外に足を伸ばし宇宙開拓時代に突入した頃の話である。
銀河系の外れに位置するアルファ星が、異常な地殻変動の観測データを最後に突然連絡を絶った。
UGSFは彼ら侵略機械軍団に「UIMS(Unknoen Intellectual Mechanized Species(未確認機械知性種=ウイムズ)」と命名し、
もはや一刻の猶予も残されていない。
MISSION:M8774E"PROJECT DRAGOON" 1993年、ナムコから登場。 元々は1990年にデビューした巨大アトラクション型ゲーム「ギャラクシアン3」を、6人用にリメイクした3Dシューティングゲームである。 大型店舗や遊園地のゲームコーナー等への設置を想定して、筐体は360度モニターの円筒形から直方体に変更された。 映像は筐体の看板後方に装備された3管式120インチプロジェクター2台で、前面のスクリーンに投影される。 内部に個別に座席(ガンナーシート)が6つあり、コントローラー下部にコイン投入口がある。 1人からでもプレイ可能。参加人数に応じて難易度が自動的に調整される。 オペレーターによる制御にも対応しており、適時に実況を入れたり様々な演出でゲームを盛り上げる事も可能。 座席は固定されており、円筒形筐体のように揺動しない。 円筒形タイプとほぼ同型の、両手で持つタイプの大きな操縦桿で照準を動かし、 操縦桿のトリガーを引いてブラスター(レーザー)を発射して敵機を迎撃する。 円筒形タイプの操縦桿に付属していた液晶モニターを廃したため、自機のシールド残量やスコアは前方スクリーンに直接表示される。 ゲームの設定上、機体は完全な自動操縦で進行する。 自機のシールドは敵の攻撃や、破壊可能な地形への衝突によって減少する。
マザーシップから出撃したドラグーンは敵地に向けてワープ後、アステロイドベルト・敵艦隊・敵母艦の順に進撃し、
設置には高額な費用とスペースが必要となり、国内での可動は数えるほどしか無いが、 参考資料…バンダイナムコゲームス・アーカイブサイト 「ドラグーンが飛翔した日」(http://www.bandainamcogames.co.jp/gallery/ayumi/archive/gala3/index.html) 「UGSF公式サイト」(http://ugsf-series.com/) |
作品について |
「BEMANIシリーズ筐体ミニチュア展示館」から派生した「アーケードゲーム筐体ミニチュア展示館」も、 展示サイト開設2周年を経てついに100機種目に到達しました。 サイト開設当初から、何かの節目となる作品は大型体感筐体にしようと決めていて、 知名度やゲーム史的な観点などを考慮して、幾つかの候補から選んだ結果、 その記念すべき100機種目は作者の青春の1ページ(笑)に大きく刻まれている、 あの伝説的超大型シューティングゲーム「ギャラクシアン3」となりました。
実物もゲーム筐体を通り越えて最早、建築物と言っても良いくらいで、
10月半ばから製作を始めたものの、11月終盤から12月初頭の2週間ほど関東へ出張で空けてしまったり、 |
戯言 |
1990年に大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」で、ナムコから出展されていた巨大アトラクション「ギャラクシアン3」。 当時高校3年生の作者はこのゲーム目当てで、美しい花々や庭園そっちのけで花博会場を4〜5回訪れました(笑) 一回500円だったかな?エントランスホールでのスタッフによるリアルなブリーフィングから、 『ドラグーン、間も無く発進準備完了…』から始まるアナウンスに促され、黄色いパトライトが照らす階段を上がり、 入り口には敬礼するスタッフの誘導で筐体内部に入り、我先にと一番見せ場の多い座席を確保する… 因みに、ドラグーン発進(ワープシーン)からキャノン・シード突入までの名シーンを真正面で楽しめる "当たり座席"がありまして、作者は1回目の搭乗で偶然その座席に当たり、ココに来る度にこの座席を狙ってました。 もう20年以上経ちますが、未だに当時の興奮が忘れられません。 この28人乗りタイプを小型化した16人乗りタイプが、翌年に難波駅近所のゲームセンター「千日前プラボ」に入荷され、 1995年頃?まで家族と十数回乗りました。 ある日、家族で「千日前プラボ」を訪れると、何時の間にか16人乗りタイプが撤去されててガッカリしていると、 店の奥の方に人だかりのある大きな建屋のような物が… これが件の6人乗りタイプ「シアター6」筐体でした。 原点である花博バージョンは座る場所によって視点が大きく変わるため、所謂"ハズレ座席"もあったりしましたが、 この筐体は正面のみなので、6人がほぼ平等に臨場感を味わう事が出来ます。 座席は可動しないものの、花博バージョンよりも詳細に描き込まれたグラフィックと迫力のサウンドで、 360度スクリーン筐体には決して劣っていません。 「千日前プラボ」には「ATTACK OF THE ZOLGEAR」に交換されてからも1997年頃まで通ってたかな? 後に大阪万博記念公園にある遊園地、エキスポランドのゲームコーナーにもシアター6が入荷されていました。 この筐体も中身は「ATTACK OF THE ZOLGEAR」で、年一回くらい家族とこの遊園地に来る度にプレイしてました。
上記のように1996年に予想外の家庭用移植版が登場。 |