ニューグランドダービー

実機について 1981年、セガから登場。
同年に登場した競馬メダルゲーム「グランドダービー」のバージョンアップ版である。
筐体はレースとオッズ(倍率)を表示する2段式のモニター筐体と、プレイヤーが操作するテーブル筐体で構成される。
テーブル筐体は向かい合わせの形で2人同時参加が可能。更にユニット式になっており簡単に増設出来る。
(標準は3台・6人分)
旧バージョンからの変更点として、投票した馬券が的中した時にはメダルの払い出しか、
プレイヤーが使っている筐体にクレジットとしてそのまま蓄積するかをボタンで切り替えたり、
旧バージョンから引き続き7段階のペイアウト率に、更に100%・120%のペイアウト率が追加された。

6頭立てのレースとなっており、1着2着の組み合わせを予想してメダルを賭ける。
モニター筐体は2段式になっており、上部画面はレース・下部画面はオッズ等を表示するビルボードモニターとなっている。
ビルボード画面は競馬新聞の様に馬番と馬名、馬の状態と予想記号・レース展開の予想・オッズが表示される。
これらの情報を参照して、投票受け付け中に組み合わせに対応するボタンを押して投票する。
レースが始まると実際の競馬中継さながらに、疾走する馬の音や観客の声援などリアルな効果音が流れる。
ランダムでレース中に落馬などのトラブルも発生し、混戦状態でゴールすると写真判定もある。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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